高3の選択科目の中で文系で大学進学を目指す人といっても10人にも満たない人数で固まっていたのがあってその時はさすがに内職はしてないで本気で聞いていたほど。

その授業でも1年の終わりに担任だった先生に引き離して欲しいとお願いした人つまりいじめの相手も含まれていてやっぱり最初は怖いとかそんな感じだったけどもう入試本番が近い頃くらいには普通に話すようになっていた。

そして、気がつけば受験本気組の結成。うちの高校では進学は推薦入試を狙って落ちてから一般受験の準備をすれば間に合うとか言っていた人が多かったというか先生もそんな感じだったけど、うちらはそんな甘ったるいことを考えている人はどこも受からない(当たり)と鼻で笑ったり、推薦組で落ちた人がその場で大学から専門に進路を変更したのを本気で受験する覚悟もないやつと言ってみたり、極めつけはうちの学校ではどれだけ学校を捨てられるかで受験の合否が決まると言い切ってみたりもう完全に言いたい放題の世界。

そして、極めつけが最後の定期試験でどこからともなくどこかの大学入試では記述式なのにボールペン指定と本当か嘘かわからない話が出てきて勢い任せに仲良くボールペンデスマッチ。最後だから何も言わずに先生も採点してくれたから後で苦笑いで終わり。

受験が終わった後は誰が一番上だったかとかは無く素直にお互いの努力と健闘を称え合って卒業することができた。

いじめの相手全員ではないけどこうして話すようになってお互いにお互いを称えて卒業できたことにはすごく救われた。1年の頃の自分からすればまさか日が来るとは思ってなかったわけだし。そしてこれで自分の加害者に思う気持ちも変わったな。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索