一人でいてもよかった時 ~修学旅行臨の中で~
一人でいてもよかった時 ~修学旅行臨の中で~
小学校の修学旅行は今で言う集約臨で日光へ。当時の横須賀線は毎時4往復で久里浜~横須賀(田浦)は単線で線路容量が目一杯だからなのか学校~久里浜はバス(確か青バスブルリのどれか)。久里浜~横須賀は113系の定期列車で横須賀からようやく集約臨。

それで当時の流星はというと確かに小学校の頃、5・6年生全部にいじめはあった。でもクラスで完全に孤立しているかというとそんなことはなかったから思い詰めることもなかったし孤独を感じることもほとんどなかったな。でもそれでいざ集約臨に乗って最初は座席表どおりに座っていたけど気がつけば自分のボックスには他に誰もいないことが。

ちなみに乗っていたのはあの165系。モケットこそ暖色系になったけどあとはオリジナルの車。ボックスを一人で占領しても問題ないくらいの余裕って何だろう?165系の定員と学年の人数から計算してもよくわからんがとにかくボックスで一人だけに時間が長かった。

ただこの時の自分はというと・・・ボックスに誰もいなくて一人でも苦痛だと思ったこと全くなかったんだよね。むしろ、これが165系ならもう贅沢しすぎだし今考えれば横須賀~日光全区間一人なんて最高だろ。横須賀線なんて初詣で鎌倉までしか乗らないからその先は初めての世界。品鶴線に品川駅臨時ホームのスイッチバックそして東北本線とかもう全部が初めての連続。だから初めて見る風景に夢中で一人になってもむしろ一人の時間を楽しんでいたんだな。もちろん日光までの長旅(後に時刻表で青春18ルールで移動しても大差ないことが判明)だから時折、UNOとかトランプやろうとか言って誰かいたから全区間一人ではなかったけど。

帰りも同じような流れでそれで進行方向窓側のボックス席に座っていたから撮れたのが大宮~王子付近で特急あさまとずっと並走していたときの一コマ。さすがに写ルンですではブレるか。この時はさすがにこのボックス席は4人きっちり埋まってデットヒートをみんなで見守っていたな。

ちなみにこの時に今市駅で見た線路の横に微妙に盛り上がっているう○こと紙がトラウマ?になり流星の模型では国鉄時代に終わった車とかを除いて165系とか485系は汚物処理装置が付けている姿にしているのと、この修学旅行の話を模型仲間にしたら今の流星なら165系に乗っているなら自分の世界に入るためにボックスに誰も座らせなくても不思議でもないと言われた(爆)。いや今だったらボックスに2人で、お互いに足を伸ばして窓側の小さなテーブルには缶ビールなのに。

今日の写真はそのあさまとの並走シーンと165系ということで99年に紀勢本線で撮影した1コマ。

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