受験生だった頃の日記の中に珍しく欲しい物を書いているのがあってそれは何かというと

暖かく受け入れてくれる居場所。周りの人の優しさや愛情に包まれて傷ついた心を癒やしたい。不安な気持ちから守られていたい。本当は再び飛び立てるまでしっかりと休みたい。

そんなことが書いてあった。そう願うのも無理はないよな。学校はもちろん、家でも親とは受験のこととかでぶつかることもあったり高望みしたりするから安心できる場所だけど心を癒す場所ではなかった。

この頃の自分には心の居場所なんてどこにあるの?と思っていた。もし誰かこの気持に寄り添ってくれる人がいたらどんなに救われたのだろう。

決して、手に入らないことはわかっているけど欲しかった。それが結果として、誰かを守るための強さと優しさをもった人になりたいという自分の理想像の原型になったのかもしれない。



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