空白の6ヶ月 ~記憶の分断~
一時期というか今も、高校1年が終わった時~2年の10月(セカンドバースデー)の間というのが記憶が抜け落ちているというか、完全な空白域になっていて悩んでいたことがあったから今回はそんな話。

もう高2の終わりくらいから薄々思っていたのだけど10月以降のことの影響が大きかったのかいじめが終わった3月~10月の部分があまり思い出せないなと思っていた。それがさらに気になってきたのは大学に入ってから。なにしろ高校3年間のうちの半年だから1/6もの期間だったから。

この頃の自分の記憶の形はというと意識的には高1のいじめの記憶も積極的には思い出さないようにしていたから
生まれた時~中学校・高1全体・(空白の高2の10月まで)・高2の10月以降~

という形に分断されていたな。空白の期間は日記も無いし写真とか見れば確かにどこに出かけたとかはわかるけどどんなこと考えていたとか、好きなことや物の記憶があまりないんだよね。だから、中学とかのことも思い出す時も分断された箇所があるからなにか違和感があるような感じがして。

わかることと言えばNゲージは車籍を昔から残しているからGMの73系キット組んで、KATOの165系の低屋根セットを買ったとかは記録が残っているのとあとは写真くらい。思い出せることもあまりないんだよね。大学生のうちにも少しずつ思い出すことはあったし一つに統合しようとしても記憶は分断されたまま

結局、今も完全に思い出すことはできないままである。といってももうこれだけ歳を取ったから他にも忘れていることとか日記を見ないと思い出せないこともいっぱいあるくらいだから気にならないようになっただけのこと。さらに分断されている構造も2003~2005年にかけてカウンセリングを受けていた時に解消されてようやく一つの記憶の流れになった。

そんな今日の1枚は1995年8月に金沢八景で2000形を撮影したもの。真夏の昼下がりに思いったらということで八景にいって撮影してきた時のワンショット。大学時代にこの写真を見た時は安心したな。間違いなく自分らしさを失っていなかった。ボロボロで追い詰められた時に感情が麻痺してきたのも自分らしさの大事な部分を守ろうとした証だったと思えてきたから。

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