みなさんは自分にとってのセカンドバースデーという日はありますか?いきなりこんな質問したけどセカンドバースデー=生まれ変わった日という意味があるそうですが流星にもあります。

セカンドバースデーは10月15日。といっても、起きてから寝るまでを一日としてカウントしているから意識としては10月14日。この日は筋金入りの鉄なんだから鉄道の日をセカンドバースデーにしているんだろうとツッコミが入りそうですがそれはハズレ。本当に意味があるから。

高校2年になって5/7の日記に書いた通り配慮されたクラス編成のおかげでちょっとずつだけど平穏な日常た戻ってきたし友だちもできてきた。友だちの一人が嘉門達夫の大ファンでというか自分も好きで土曜の深夜(日曜日)に東京FMで爆裂スーパーファンタジーは毎週聴いていたな。といっても深夜1時スタートだから毎回リアルタイムなんてことは無理で寝落ちもあったから毎回録音は欠かせなかったな。

そして、セカンドバースデーになったのは95年10月14日OA(実際の放送日は10月15日)のエンディング付近。95年の5月までパーソナリティーを務めていた鈴木彩子さん(彩子さんの爆裂は実は2回くらいしか聴いてなかった)のアルバム「愛があるなら」の中から「長い放課後」がシングル・カットされるというのでその宣伝のためにフルコーラスで掛けられこの日は寝落ちすることもなくリアルで聴いていた。その曲はと言うとyoutubeにもあって
https://www.youtube.com/watch?v=U6sY1VTrK-s
もう歌詞を聞けばすぐにわかるけどイジメをテーマにした曲でストレートな歌詞と彩子さんのハスキーボイスが力強いメッセージを放っている。

14日の夜は遅かったからそのまま寝たけど起きてからはもうなんだかすごい違和感を感じてこの日だけで長い放課後の録音を軽く10回は聴いたな。そして、ようやく去年1年間がいじめが合ったことを思い出ししそして自分を覆い尽くしていたモヤモヤとした感じも吹き飛ばしてくれた。

2年生になってからは友だちとかには無意識のうちに1年のことはほとんど話さなかったし成績もやっぱり1年の3学期以来ずっと悪いまま。日が経ってからは段々とモヤがかかったような、これは本当の自分ではないという違和感を感じていたけど何が原因かもわからなかったのがこの1曲が全て吹き飛ばしてくれた。1年の3学期から失いかけていた感情とか心が感じる力も戻ってきた。

だから今まで封じ込めていたものが一気に開放されるきっかけとなる長い放課後と出会えた10月15(14)日。それは生まれ変わったというか、心の再生が始まったからmyセカンドバースデー。同時に深い心の傷を抱えながらでも生かないという運命を認識した日でもあるな。

それ以来、セカンドバースデーはもちろん誰にも祝ってもらえるわけもない自分だけのひっそりとしたバースデー。日付が変わってから必ず長い放課後を聞いてこの1年間、無事にいられたこと、色々な人がいたから今があることを感謝するようになったな。

そして長い放課後はイジメによって亡くなられた人たちの鎮魂歌(=レクイエム)だと思っているからいじめに関係する事件のニュースを見たり聞いたりした後は一人でこれを聞いている、今回の旭川の事件でもやっぱり同じようにこの曲を聞きながら爽彩さんが安らかに眠るとともにこれが最後のいじめによる犠牲者であってほしいと願いながら聞いていた。もうセカンドバースデー以外で聞くことがないような世の中にして欲しい。

おまけ この長い放課後はその直後のシングルの発売日に勿論買いました。そしてこれが収録されているアルバム「愛があるなら」も買ったし何回も聞いたな。

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