東北珍道中 その1
東北珍道中 その1
連休後半戦は模型仲間と東北へ合宿?という名義の旅行。これが珍道中に。

どーいうわけか集合が東京といっても北のさいはてだからいつものように安上がりに土休日回数券のSR+徒歩で集合。今回は人数もいるからレンタカーを借りての移動。10連休の真っ直中だけあって東北道に入ればいくらもしないで渋滞にはまるはずがいきなりここで高速を降りて渋滞しているところだけを下道でショートカット。ついでに高速代の節約。

再び東北道に乗ったところで今度は休憩も混んでいるSAは入口の手前から並ぶからあえてスルーして小さなPA狙いで無駄な待ち時間もカット。

福島県に入り会津地域に入り磐梯山とか五色沼を車窓から見てきたところでお昼。今回は冷たいそばでタンパク質と塩分はある程度のところで抑えた(つもりかもしれない)ようにして夜は少しは多めに食べられるかな?そして喜多方で高速を降りて山道を走らせて着いたのは旧熱塩駅、今の日中線記念館。なにしろ列車は朝+夕+夜のため日中には走らない日中線と揶揄されるほどでSLブームの時にも過熱した一時期を除けば人があまりこない路線だったらしい。

記念館ではみんな思い思いに回って楽しんでいたけどたまたまそこにいた元機関士の人と話したけどこれがとにかく貴重な話だった。乗っていたのはもちろんC11・12のSLと晩年のDE10。なにしろ客車・貨車の混合列車で喜多方からずっと上り勾配のようなもので途中で登れなくなったとか逆に下りは鉱石を積んだ重たい貨車とかが入っているときには機関車でいくら踏ん張っても後ろか押されて制限速度を超えて駆け下りたこともあったとか、あと興味深かったのはここに保存されている除雪車のキ100の連結器。前後についているが実は先頭につながっているものは飾りといったら失礼だけど台枠に固定されていなくて強く引っ張ると外れてしまうというありえない作りで、それも本来なら後ろに機関車を繋げて押すのだが吹きだまりに突っ込んでとかいろいろな理由で前に機関車をつけざる得ないこともある。しかし強く引っ張ると外れてしまうと分かっていても背に腹は代えられないと引っ張って見事に?外れて壊れたとか立ち往生などが重なって小型のタンク式SLだけに水がなくなってしまい消防ポンプで給水してもらったとかとにかく大変だったらしい。

そんな面白いお話を聞かせて貰ったりしながら記念館を散策して再び車に。今度は米沢の方を目指して走らせるがこの珍道中、途中で何か見つけたら車を止めることになっているので廃車体のバスとか道ばたの駐車場に止めてあるバスとかは格好のネタ。中には何十年前に廃車になってずっと物置になっている車が街道からちょっと隔てたところにあるのをみつけたりととにかくネタは尽きない。

日も沈む頃には線仙台に抜け夕食。夜は仙台名物牛タン。ここはタンパク質オーバーになるだろうがたまにはということで、塩分対策で漬け物とスープは他の人にあげちゃいました。食事のあともしばらく走り古川近くのホテルに宿泊。あとはサドンデス方式?で眠くなったら部屋に戻って寝るというルールで飲んで夜は更けていく。

明日は何が待っているのかな?

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索