渡良瀬~日光~宇都宮 東武踏破へ王手
渡良瀬~日光~宇都宮 東武踏破へ王手
足尾で保存車両を見て時間を潰し、日光行きのバスに乗車。この路線バス、一度間藤に行く形になっているけどそのおかげで最初に間藤駅に着いたときに線路が棒線配置の単純な終着駅のはずなのに場内に差し掛かるところからスイッチバックでもう1本線路が隣にあってこれも気になってはいたし駅もその先まで線路が続いていても不思議ではない途切れ方だったけど今度は道路から線路を見て納得。その先もかなり先まで専用線が伸びていてそれが足尾銅山につながっているではないか。家に戻ってから調べたら間藤駅は貨物用にスイッチバック配線だったということとやはりその先まで貨物線は伸びている。

バスは山道をひたすら走っていくこと1時間近くかかって日光に到着。ここからはどうしようか考えたけど帰りの時間と東武宇都宮線に乗っておけば東武の残りは会津ルートだけになるからまずはJRで宇都宮へ。元京葉線の205系は外観や内装が末期の107系に近付けられさらにはトイレの設置やドアの半自動化などの改良もされているがドア上に案内LEDないしLCDはは着けなかったのか。日本を代表する観光都市日光を走る路線なのだからそれくらいの装備はしてもよさそうなのに。宇都宮に着いてからはバスで東武宇都宮へ。ここからはまずは8000系に揺られ新栃木を目指す。もう外は真っ暗で景色はあまりよくわからないのが難点だけどそれなりに人も乗っているし決してローカル線というわけでもなさそう。

新栃木から南栗橋までは6050系の各駅停車。実はこの各駅停車こそが今回の旅で一番乗っていてよかった列車ですっかり陽も暮れた夜の空いている車内。日光か新藤原から来たのは間違えないがそれぞれのボックスで思い思いの姿で揺られる人たち。温泉帰りと思われるおみやげの入った紙袋を空いている席に置く人。服装からみて山歩きの人たちも少なくなくてテーブルにお菓子を広げておしゃべりに夢中だったり疲れ果てて寝ている人も。自分も空いているボックスを見つけ腰掛けぼんやりと外を見ているうちにやっぱり眠くなってきて南栗橋まで一眠り。この2扉でボックスシートとこの乗っている人たちの姿が旅情を掻き立ててくれる。南栗橋からは今度は最新の50000系で草加に出たけどやっぱり空いていてもさっきまでとはまるで違う都会の電車に乗っている感じがはっきりとする。草加からはいつもの4号線方面からのルートを走る新郷回りのバスに乗って帰宅。

一日だけのショートトリップだったけどわたらせ渓谷鉄道と帰りの6050、この2つのおかげで随分遠くに旅したような気分になれたな。


コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索