23/24席が埋まったバス　～函館の夜～

夜の函館に繰り出すことにしたけど目当ては夜景とバス。

天気に左右されるから予約を入れなかった函館山への定期観光バスの一つ函館バスのナイトラインバスには乗ってみたいから早めに乗り場というか案内所に行って聞いてみたら空席があれば乗れるけど今日はギリギリの人数だからわからないと言われて夜景なら路線バスか乗り継ぎでケーブルカーを進められたけど20分くらい前に乗れると言う一言が。定員24人に対して予約していた客が何と23名まさに最後の1名、きっと２人とか3人で予約しようとしたら断られた人がいただろうなと思いつつ待つことしばし。時間近くになって赤いレトロ調の特徴のあるスタイルのバスが到着。この車、確実に見たことがあるというよりも元京急のりんどう号のうち赤色のC3274。廃車後は全国各地に散らばっている京急のバスを今まで旅先で気がつかずに乗っているかも知れないがこいつだけはすぐにそれがわかるというか文字の類は消したけど塗装やデザインは京急時代を踏襲していて車内には京急の車紋が残っているくらい。

レトロなバスで函館ドッグ方面に向かってから目当ての函館山。交通規制でタクシーとバスしか入ってこないが登山道は狭くてすれ違いにも難儀するような所があるけど慣れているのかバスは順調に登っていきガイドさんの合図とともに視界が開けるとダイヤモンドをちりばめたような夜景が。途中でもこれだけいいのに山頂に登ったらどれだけすごいのかな？山頂に着いて30分の見学。人でごった返す中で展望台に登って撮影。デジタル一眼は伊達じゃないとばかりに手ぶれ防止機能と高感度性能をフルに使って手持ちでも楽に撮れる。アングルを変えシャッタースピードを変えて露出を調整してできたショットはもう絵はがきにしてもいけるんじゃないくらいの出来。

バスに戻る頃には雨が本降りになってきて視界が一気に落ちていく。最後の１人で乗れて最高の夜景を見て思う存分撮れるという日頃では考えられないほどの引きの強さに恵まれたな。

今度は函館山を降りて駅前に着いて解散・終了。今度は夕食の前に市電踏破というわけでドッグ前まで乗って帰りに函館名物？ハセガワストアの焼き鳥弁当を仕入れてホテルの部屋での夕食。明日はいよいよ今回の旅の最大の目的江差線を乗るか。