あれから2年

今日で東日本大震災から2年。テレビはそれ一色に染まっていて確かにそれだけの大きな災害だったがこの時を狙っているかのように集中砲火のごとく取り上げてあとは知らぬ存ぜぬのような態度の報道には違和感を感じざる得ないな。

そんな今日は幸か不幸か2年前の14：50（ここではあくまで震災の起きた時間ではなく会社が大きく揺れた時間）を14時頃までは意識していたけど年度末が近づいていることもあって忙しさの中で気がついたら15時過ぎ。仕事の関係で割合話す機会が多いパートさんはその時間を意識して無事に過ぎ去ってくることを祈りながら仕事していたというのだからかなわない。

それにしても現状が報じられる回数が減っていてすでに震災が過去形になりつつある東京にいると、復興のかけ声ばかりで具体的なことは進まない被災地とか長い目で避難が必要な原発近くとか自分が定年を迎えるとき、くたばる時にまだこのままでいそうな気がしてならない。

日本に生まれ暮らしている以上、地震は避けては通れないし歴史が首都直下・南海～東海地震も避けて通れないことを物語っている。その時に備え同じ過ちを繰り返さないのが犠牲者達が問いかけたことに対する答えだと願っていたい。