上野発の夜行列車を見送りに

実家について1時間半ちょっとの短い折り返し時間で今度は上野経由で鳩ヶ谷向けの出発。

今日の上野発のあけぼので友人と祖父が青森にいくというので自分もついでなんだし道中に誰か一緒に乗って話しているだけでも楽しいしということで自分から願い出てみてＯＫ。さらに見送りまですることに。

いつもの道中だけど単調にならなくて実にいい。今日はいつもよりもゆっくり走って加速も4000くらいしか回さないし道は浜崎橋以外は渋滞無しで順調に上野に到着。買い出しのお手伝いをしつつ早目にホームにいって推進回送をお出迎え。

味気ないATOSの自動放送のあとにライトが見えゆっくりと入ってくる。これも北陸がなくなった今は少ない日だと北斗星・あけぼのだけなんてことも。車両は傷みも目立つ24系の悪く言えば寄せ集めで北斗星仕様と思われる金帯もいたり初期車もいたりと豊富。そして牽引するEF64はEF63じゃあるまいしやたらジャンパの数が多いと思ったら双頭連結器もつけているから電車牽引もできるように改造されている。その後ろではカニが会話もできないような轟音をまき散らしているが確かに上野の地平ホームではこれはうるさいからなるべく騒音が少なくなるように青森寄りに連結するのもうなずけてしまう。見送りのメインは二人を写すカメラマン役といったところ。発車のちょっと前にホームを後にしたけど気がつけば先週は川口でこれを見ていて、今週は上野。ちなみにあけぼのは北陸・能登が無くなるときに3列車ぶっつづけで撮影したこともあったな。

あけのぼを選んだのも夜行列車で現存している物のなかでもカシオペア・サンライズはJRになってからの車両だし北斗星・トワイライトは別の性格の列車になっているから国鉄時代の夜行列車の雰囲気を色濃くのこしているからだとか。今度は見送るのではなく乗っていきたいな。