フローティングパビリオン羊蹄丸
フローティングパビリオン羊蹄丸
フローティングパビリオン羊蹄丸
船の科学館に着きさっそく羊蹄丸と言いたいところだが中に入るのに入場券が必要なため買って科学館は何も見ずさらに写真のためだけに初代南極観測船「宗谷」に乗り中を何となくで見てようやく羊蹄丸へ。

国鉄特急色と同じカラーリングをまとい煙突には国鉄の象徴JNRマークが輝いている。岸壁から見ただけでもかなりの大きさなのだか実際に乗船すると改めてでかい。何せ船旅とはあまり縁のなかったこともあって前に乗った宇高フェリーや東京湾フェリーを比較の材料にするのもどうかと思うが。大きさで言えば宇高の4倍、東京湾の倍ある。その大きさに圧倒されつつまずは上の操舵室から。

当時のままに残されている操舵室も今では展望台?船乗りの気分になって東京湾を眺めればそれは船の外から見るのとは違って見える。ただ当時のここは潮の川とも言われる難所津軽海峡で悪天候とも闘い舞台でもあるのだから緊迫した空気が流れていたのだろうな。ただ連絡船らしい部分と言えば外観とこの中であとは色々な展示コーナーにシアターにレストランとかに改装されていて原形が思った以上に残っていない。これが羊蹄丸ではなくフローティングパビリオン羊蹄丸という所以なのかな?

下に降りれば車両甲板のあった所には昔の青森の街並みを再現したコーナーがあって看板とか細かいところとかよくできている。さらに青森駅をイメージした部分にはDE10と旧客が置かれているがこれもホームをイメージしているのか連絡線の中をイメージしているのかがよく分からないのが残念なところ。ただ、DE10も客車もレールの上に乗っていて車体と船体の間は当時使われていた金具で固定しているところをみるともしかしたら車両甲板はそのままにしてあってその上に床を新しく構築してこのフロアーを作り上げたのかも知れない。それなら車両がレールに乗った状態で船体とも固定されていてもおかしくはない。

DE10の横とシアータールームで当時の様子を綴った映画が流れているけどこれも必見物。探せば似たような動画はあるだろうがやっぱり船の中で見てこそ価値があるというもの。やっぱり当時の様子は見たかったのとあと2隻の連絡船が保存・展示されているからそれもいつかは見に行きたいな。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索