7/23に起きた中国の高速鉄道での追突事故、まぁお国柄満足な情報が開示されるとは到底思えないが、それにしても日本の鉄道の感覚からすれば謎だらけ。

証拠となる先頭車を砕いて埋めて世論の反感を買ったのはともかくとして、この日現在で解っていることと言えば

列車の順番が変わっていた・・・日本の鉄道で列車の順番が前後することは珍しくないこと。新幹線でもダイヤの乱れ具合によって待避駅を変更することや本数の多い東北・上越の大宮-東京ではダイヤ乱れが起きたときには必須の方法。

停電による信号が動作しなかった?・・・新幹線・在来線ともに車両側にはバッテリーによってATS・ATCは動くし新幹線の場合は停電=非常ブレーキになる。

ATCを切って走っていた?・・・日本だとATSでは種類によりノッチなり最高速度が制限されるし、新幹線もATCを切って好き勝手に走れないと思ったが。

運転手が寝ていた等・・・デットマンとかEB装置が働くのと路面電車以外はATSがあるから日本では考えにくい。ちなみに新幹線で居眠り運転するとATCの働きでちゃんと停車駅で止まるものの停止位置が合ってない・ブレーキの衝動等でばれて新聞記事になります(爆)。

日本ではちょっと考えにくいことばかりだな。さらにいえば、どうやら中国では止まれというのも一つの信号指示らしくて日本の止まれが原則とはどうも違うみたいだしやはり車両は作れても保安システムなど点でまだまだヨーロッパや日本の高速鉄道は一日の長があるのかもしれないな。

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