成り行き任せで国鉄車 野田川~福知山~豊岡
加悦SL広場を見終わってそのまますぐ横で営業している喫茶店でお昼。それにしても洒落ないなら無い暑さで外にはいたくないほどだけどお腹も満たされたし汗もひいたから再び来た道を戻るが今度は足取りが軽い。なにしろ行きに汗だくになって上った分帰りは下るのだからあたりまえだけどほとんどペダルを漕がなくても最初の数キロは走ってしまうしその後も平坦だから至って楽。

駅に戻ってからは自転車を返却し再び鉄路を行くことに。目的地は豊岡。別にそのまま乗っていけばすぐなのだがまだ時間も早いし乗りつぶしの記録作りもあるからあえて戻る形で天橋立へ。そこからはタイミング良く特急はしだてに接続して福知山へ。実のところ中日は加悦に行く以外は全くの白紙で明日、はまかぜに乗れてなおかつ無理のない移動距離という理由から豊岡に泊まることを決めただけで特に午後の移動は成り行き任せだから野田川からの北近畿タンゴ鉄道の中で急いで時刻表をめくり予定を組むことに。

乗り込んだはしだての183系は元はと言えば北陸系統の485系の交流機器を撤去して編入されたから昨日乗った雷鳥と同じ北陸を走り回っていた車両でこっちもシートの交換がされ車体色はJR西日本カラーになり福知山駅を軸にする北近畿ビッグXネットワークの一員であることを強調するステッカーが運転台横に貼られシートカバーにもマークがつけられている。その軸となる福知山までの北近畿タンゴ鉄道内はのどかな風景の中を意外にも小気味よい速度で走っていく。単線のため当然交換待ちが出るところもきちんと普通列車が先についてはしだては一線スルーを軽快に走るがどうもカーブが485ゆえの加速力不足なのか今一歩速度は高くないな。福知山では大阪方面の特急と接続と増結。かつての急行時代からの多層建てと同一ホーム・完全な接続・乗り継いでも通しの特急料金で一つの列車のように運転して実質的な本数を増やすのはいい手だな。そのまま乗り越して次の綾部で降りこれで山陰本線は残すと仙崎支線のみに。そのまま普通で福知山に戻り駅前であまりの暑さにミスドに避難。

ここから豊岡までは特急北近畿。帯が1本余計な所以外は国鉄色に近く車内ははしだてとほぼ同様。これがまたカーブの多い山陰本線で結構がんばって走る。この183系も言うまでもなく北陸系統のもの。そして北近畿地区の183系も置き換えの話が決まっていたが今回の旅行は雷鳥にこだわってあえて狙ってなかった所に乗れてあるいみ良かった。そして豊岡に到着。

豊岡についてまずはホテルに入る前に駅前のスーパーで買いだし。またもや2リッターのペットボトルは移し替え。これは一人暮らしでの生活の知恵という部類に入るのかな?その後は暑さと疲れでしばらく部屋で休んでから夕食を食べに駅前の通りへ。何となくのフィーリングで入った居酒屋では但馬牛のレバ刺しを頼んだらまったく臭みがなく生レバーの触感がたまらない。続いて牛刺しこれもとろけるようで美味しい。さらに串焼きは表面だけあぶってあるレアで噛めば肉汁がたっぷり歯ごたえもいいしお酒もおいしかったしこれは文句のつけようがないな。すっかり楽しんだ後でまだお腹も入るし思わずすぐ近くのお店の大阪焼きにつられてこれはテイクアウトそしてホテルでビール片手にゆっくりと夜を楽しむことに。昨日の鯖といい案外今回は夕食は当たりが多いな。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索