仕事帰りは羽空3で
残業だらけだった頃に愛用していた列車の中に京急蒲田23:13発の特急久里浜行きというのがあって何しろウイング号もなければ品川始発の快特もない時間帯で唯一、蒲田から着席機会があるから何かと使っていて気がつけば週5回のうち4回がこれで帰ってくるのも珍しくないほど。

過去のブログには

まずは、蒲田−横浜間の高速ゾーンでは110キロで走り続けるけど
揺れるもののボルスタレス台車のふわふわというか不安定な感じと違っ
て時々跳ねるような縦揺れがあるけどどっしりとした感じの動きが
以外に心地よい。そして以外に音もうるさくない。

そして独特のコンプレッサーの音にリズミカルな遮断機の音。再加速
時のノッチを入れてから加速するまでの間にモーターに電流が流れ
加速音がしてから体に感じる加速にうつり変わるときやそしてブレー
キ弁の動作音どれも音があるということは機械が動いている。

まさしく、こいつは機械の固まり。軽量化されメカは半導体だらけの
最近の車両にはない不思議な魅力があるな。

と書いているが確かに1000形の良さを見直したのはこの頃かな?確かに他の形式にはない1000ならではの揺れ・音・機械が連動し合うおとは呼吸しているかのようにも思えたしコイルバネの1000で120キロ運転開始前の頃はとてもじゃないが横浜-品川間の高速運転は余りの揺れの激しさで酔いそうになったこともあったし横浜以南でもわずかな高速運転区間や制限をギリギリ一杯で走るとつり革が左右に激しく踊っていた記憶がある。

でも今に通じる軌道強化と空気バネの後期車のみになってからは他の形式にはないどっしりとした揺れは決して不快ではなかった。そしてこの列車と言えばもう一つの役目が友だちとの待ち合わせ場所代わりに使うとき。そして駅前の居酒屋で飲んで家に帰って3時間も眠ればもう出勤。それでも何とかなっていたのだから若かったのだな。

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