最近騒がれているプリウスのブレーキ問題、自分はプリウスを運転したことないが、問題のブレーキシステム事態は普段乗っている電車と基本は似ているような。

プリウスはブレーキをかけたときにモーターを発電機として回してバッテリーに戻す回生ブレーキを採用しているがこれ自体は、車にはまだ新しい技術かもしれないあ電車では1960年代後半くらいから普及がはじまっているだけに一日の長がありさらに回生ではないがモーターを発電機として回して抵抗器で熱にする発電ブレーキを含めれば50年以上と確実に歴史の積み重ねによるノウハウの量の多さは比ではない。

電車もプリウスも機械が介在してブレーキペダルなりハンドルにより伝えられた指令を機械に届けるのは一緒、そして電車の場合、大きさなどから多少動作にタイムラグがあるがそれでも今の車両は反応が素早い。ただ、そこからが大きな違いで電車の場合は回生ブレーキの力をあてにしていないというか確実にかかるとは限らないからまず空気ブレーキを先にかけて回生ブレーキが効いてきてはじめて空気ブレーキをその分弱めていくようになっている。それに対してどうもプリウスは電車の空気ブレーキに相当する油圧ブレーキよりも回生ブレーキを優先にしているような節があるがはてどうなのだろう?

もう一つ、ABSが関与した場合のブレーキのタイムラグの問題も滑走を検知してブレーキを弱めた後に再びブレーキ力を強める時に回生ブレーキを放棄して停車するまで使わないような回生放棄というわれる設定だけどこれも電車の場合は京急のシーメンス車があまりに滑走が激しい場合そうしているが他は回生ブレーキを再度使用しているようにしているがどうなのかな?

今回の事故、見ていて思ったのは電車と自動車の回生ブレーキというものを扱う経験や環境の違いさらにそれに対応するコンピューターの問題そういうところがからんでいるのかなとも思えてきたな。

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