さよなら西工~バス向けコーチビルダーの消滅~
今日の日経を読んでいて一番衝撃的だったのが一面とか政治面の怪しいお金がどうこうなんてことではなく西工こと西日本車体工業が8月で廃業してしまうことだった。

西工といえば、東日本ではここ数年富士重工のバス撤退でUDの純正ボディ指定を受けてだいぶみかけるようになったが、バス製造台数が全国的に少なくなっていてさらに三菱ふそうとOEM供給の拡大→バス部門の統合で存続を断念せざる得なくなったのか。

西工といえばUDの車体製造メーカーという一面もあるが、それ意外にもコーチビルダー(車体製造メーカー)という存在が強く、とくにメーカー系列の車体メーカーが幅を利かせているなかでユーザーの要望に応えた車体でかつ足回りも選べるとうことで重宝していて大量導入した会社も珍しくなかったという。

これで国内のバスは日野・いすゞ連合とふそう・UD連合と2陣営になってしまう。なんだかどこいってもエルガかエアロスター、観光・高速ならセレガとエアロエースばかりというのもなんだか味気なくなってきたな。

コメント

nophoto
西まる
2010年3月12日20:51

国内のバスが2陣営となる話であるが、もし西工が一部残るとしても、路線系でふそう・UD連合となったらどうでしょうか?スペースランナーが残る代わりに、エアロスターが消えてしまいます。UDを取るか、ふそうを取るかの選択問題になりますね。悩みます。

nophoto
西まる
2010年3月12日23:52

国内のバスは日野・いすゞ連合とふそう・UD連合の2陣営と中古バスだけになるのは寂しいね!これまでにあったブルーリボンや96MC、観光、高速ではガーラと02MCが中古以外見られなくなるなんて。それでしたら、現役の中古を大事にすべきですね!

蒼い流星
2010年3月14日2:08

はじめまして。確かにバスの製造が2陣営になるのは寂しい限りです。また中古でしか見られなくなっていく車も排ガス規制で都市部に乗り入れができないとか、最近は地方でもバリアフリーに配慮した車輌が求められていってますし、大事にすることを求めるとともに記録に残すことが重要になって来ると思います

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