山奥への乗り継ぎ旅　横須賀～西武秩父

3連休最終日はちょっとした思いつきで秩父にいくことにしてみました。今回は乗り潰しの兼ね合いから西武ルートそれも新宿からいくことに。

新宿朝10時、金券屋で株主優待券を買って西武新宿から最初に出る電車と言うことで急行に乗り込み、小平・所沢・飯能とこまめに乗り換え。車両も20000・9000系が続いたがうーん、あまり西武は興味がないし詳しくもないというこもありあまり考えないで乗っていたが体感的に新宿-小平が駅間が長く頻繁な加原則を繰り返さない運転だったというくらいかな？

飯能から次の普通を待ち時間が長いから特急に乗ったがこれが西武の顔NRAこと10000系。この車、過去に存在していたブログ「間違いだらけの電車選び」ではこきおろされていただけに実際乗ってみてどんなものか期待していたが、外見は通勤通学客がターゲットだとすれば同じような方向性で作られた小田急EXEや東武200系と比べてもアクの無いスッキリした外観にまとまっている。乗ってみれば窓も大きく独特の形のシートはピッチも広くゆったりと座れるがこのカラーリングは寒すぎる。グレー系の壁に青のシート。寒色でまとめたから夏は見た目からも清涼感があるだろうが冬は暖房がきいていても寒く感じてしまうこれは難しいところだな。

さて、一番いただけないのが足回り。なにせ先代レッドアローの廃車発生品を再利用しているため＝101系というわけで抵抗制御故の起動時のショックも特急車というにしてはちょっときつめだし秩父線区間だけだから速度もさほど高くないからあまり気にならなかったが横揺れの多い台車に室内騒音も大きめ。同じ廃車発生品を使った名鉄の1230系などはしっかりしているがこのあたりは有料特急を持つ背景や歴史の違いや意気込みとかが影響するのかもしれない。飯能・西武秩父の駅では特急専用ホームに中間改札を設けるなど風格は十分なだけに車両の作り込みの甘さが貫禄を壊してしまいここが惜しい。

西武秩父に降りてみてビックリしたのは駅前に飾ってあったレッドアローの前面。引退前に一度だけ乗りに行ったな。あと今乗ってきたNRAも走りはこいつと似ていたな。さてと、とりあえず秩父についたし今度は秩父鉄道を乗るとしますか。