成り行きまかせで水海道に

大阪の知り合いが東京に遊びに来ているというので今日はおともさせてもらうことに。当初は毎年行っているとある学校の学園祭に行く予定が新型インフルエンザで飛んでしまい予定は未定で東京駅で待ち合わせ。

待ち合わせていきなり、行き先が決定。誰かがネタを持ち込んだらしく関鉄の水海道の車両基地公開に決定。上野から常磐線に乗り取手から関鉄に乗り換えて水海道へ。そういえばここは電化しようにも交流が必須の上に末端区間の需要もあるから非電化なのはともかくとして言われて気がついたが駅の前後の線路配置がかつてここが単線だったことを物語っているようにあちこちに名残が。

水海道の駅に着いて会場までの送迎バスに乗ろうにも30分待つというので仕方なくタクシーで移動して車両基地に到着。着いてみれば機関車がお出迎えのごとく入り口から一番最初に見えるように置いてあって続いて車両が並んでいる所をみれば自社発注に譲渡車を含めたキハ３０王国関鉄の名に相応しいこの並び。国鉄標準色に関鉄オリジナルの色もあるしこれを撮影するだけでもここまで来る価値はあるな。

そして、新車のキハ５０００の体験乗車は構内を100メートルくらい往復するだけのことなのに乗るときにわざわざ硬券の乗車券をくれるという気配りはありがたいな。

割と短時間の滞在だけど十分楽しんで来た道を引き返すようにして上野へ。関鉄は旧型車で、コイルバネ台車の独特な揺れに昔のディーゼルカーのゆったりとした走りにウトウトしつつ、常磐線は奮発してグリーン車の平屋部分を占拠してみて乗り心地は車端部故に多少は劣るが2階建部分にはない天井の開放感と個室気分のスペースはこれはこれでいいものだなと楽しみながらの戻り道。

上野についてからは一緒に来ていた人の何人かは用事があるのでお別れ。残った人は新宿に移動してお茶しがてらあれこれ長話コース。話題は高速１０００円の弊害でJR四国が洒落にならないくらい厳しいから応援するために乗りに行こうなんてところからあれこれ話が膨らんだのはいいが本気で次は四国で集まるのか？

まぁ次は四国かはまかぜからキハ１８１が撤退するまでにはいかねばというところで次回会うときはどっちかのネタになりそうというところで解散。新宿から品川に戻って狙ったわけではないが山手線一周していたことに気がつき珍しいこともあるなと思いながら京急へと乗り換えていくのであった。