灯台をあきらめて

犬吠駅で降りてとりあえずはおみやげとして濡れ煎餅を買ってさらに小回り手形についてくる引換券でその場で食べる分をもらってとお買い物中心に。本来なら灯台にも行きたかったけど雨足も強くなってきたりするしやたらあきらめて外川にでてから銚子に戻るということにして今度は鉄子の旅仕様の1000形で乗り通す形に。

今回2年ぶりに銚子電鉄に乗ってみて（乗ってもいないのになぜか濡れ煎だけは何回も買っているというも変な話だけど）2年ちょっと前は銚子電鉄があちこちのメディアに取り上げられたときには

「電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってください！！
　　電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」

この一言が大々的にでていてまさに切羽詰まった状況で自分が行った2007年春はまさにその切羽詰まった状況をなんとか乗り越えようとサポータークラブが出来て、２ちゃんねるの中にはバスツアーを企画して応援にいく猛者もいたし通販はパンクして何ヶ月も納品待ちしまいには現地でないと濡れ煎は買えないなんて時だったけどあれから2年、駅とかはほとんど変わってないし車両もそのまま変わったと言えば雰囲気が明るくなったのと濡れ煎の在庫に多少余裕ができたこと、スポンサー企業がついたこととかいろいろといい方向に進んでいる。幸い余裕はないだろうけど黒字転換も果たしたと言うし実質観光鉄道でもいいからなんとかがんばって残ってほしいものだな。

そして帰りはなのはなの臨時快速で宴会。なのはなも昔はお座敷モードのときは座席番号がわけわからい状態だったのがそれも改善されてとりあえず座る場所はわかったが今度は指定席が飛び石だらけ。なんとか空いている場所とかで二分割になったがこれは今回の旅で唯一の不満点になってしまったな。