合戦関門海峡(門司~下関)
はやぶさはスピードを落としゆっくりと門司の構内をポイントで車輪をきしませながら走っていく頃、流星の乗っている車両の通路は降りようとする人がたくさん。ここ関門海峡と言えば源平合戦終焉の地、ここまでくればもはや合戦の様相。そんな流星も最初は三脚片手にバルブ撮影なんて呑気なことを考えていたがこの様子ではそれは不可能と考え外付けストロボをセットしていざ合戦、関門海峡。

多くの人が先頭部のドアから出ようとしているなかで混雑をさけるため11号車のドアから出てED76の切り離しは大容量ストロボでは迷惑この上ないためスルーしてEF81が連結されるのを待って撮影スタート。他の人はデジカメの高感度性能やオマケ程度のストロボで四苦八苦しているなかで
「えい、この大容量は伊達じゃない。」
見事に真夜中に明るい光が炸裂するがはたして、ストロボの光がどう映っているかな?もはやそんな悠長なこと言ってられない。

撮影は一旦中断して次は買いだし。階段を上がりコンコースから改札を出るときに幾人かのコンビニの袋をもった人とすれちがっていて中に入ったときにもいかにもという先客が。まぁレジの混雑もなくてすんなり買い物ができて再び撮影。その頃、自分が乗っていた「はやぶさ」は一旦引き上げ線に入っていて「富士」がちょうど着いたばかりで機関車の解放をしていた。

再びホームに戻ったときにはすでに連結地点は階段でホームが狭くなっているのも合わせて人だかりで駅員が作業の支障にならないように撮影している人との境界に立ちEF81に押された「はやぶさ」が向かってきているのはわかるがこんな状況で撮影なんぞできるわけもないのでここは、逆をとって富士の最後部に行ってみれば人なんぞほとんどいなくて光量不足で撮影を断念したのかカメラを構えている人もまばらで余裕で撮影。そして列車を端から端まで見て自分の寝台に戻ってしばらくしたら発車。それにしても「はやぶさ」はそうでもなかったが「富士」のほうはかなり車体が痛んでいたな。

デットセクションも自前の電源を持つ客車故に無縁で関門海峡をくぐり本州に入ると壁の蛍光灯の色が変わるので一目でわかりトンネルから一気に高架に上り下関に到着。

ここで門司と同じように沢山の人が降り今度はEF66と連結する様子を撮影しようとしているが連結位置に柵があり機関車は撮影できないため自分はここは見て終わり。これにて合戦は終了。各自それぞれの寝台に引き上げてまたあるものは走り行く列車を見送り引き上げることになるのだった。

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