最後の青がえる

次の日はそれなりの時間に起きてホテルのバイキングの朝食。コーヒーを飲みながらあとは15時までに熊本に移動してはやぶさに乗れば今回の旅行は終わりと考えるとやっぱり実質1泊に近いものなんだなと思ってしまう。

博多駅に着いたらすでにリレーつばめがまっているので前に前７両が立席が多数出ている中で熊本止まりの増結車に乗ったら座れた経験を生かして一番後ろの車両に乗ったら当たり。10人くらいしかのってなくてシートを思いっきり倒して爆睡。それにしてもこの4連の787、有明のロゴマークにテーブルとかにも有明とでているがつばめにきらめき・かいおうとあちこちに使われているな。おまけに方向幕回しているのをみたら九州の特急全部入っているんじゃないの？というくらいあれこれあったし。

熊本について荷物はロッカーに放り投げて市電の一日乗車券を買って田崎橋まで一旦でて折り返し乗車で上熊本へ。そしてここから熊本電鉄に乗り換えいよいよ最後となった青がえるに乗車。各地方私鉄の近代化に貢献したこの車両も現役を続けているのは2両だけ、全国各地に散らばった同僚も多くが廃車されあの岳南の赤ガエルも去年解体されたという状況でこの2両にいたっては片方の前面がオリジナルとかドア表示とかついてはいるが塗装といいつり革まで東急時代のままこれはたまらない。乗れば懐かしさがあふれるが速度も低く、電圧も下げているから走りに関しては往年の・・・とはいかないがそれでも坂を上がり住宅地を走り河川敷にそった公園の淵を走りわずか10分だったし走りが物足りないけどそれでも楽しめた。いつまで走るかわからないが、元東急５０００系列最後の生き残りそして初期の私鉄高性能車の名車の1両だけに保存されることを願いたいな。