石炭の名残

田川伊田で降りて駅の近くにある石炭記念公園でかつての炭坑の名残を見ることに。2本の巨大なレンガ作りの煙突に高く組まれた櫓そして、かつてこの当たりを走り回った9600型と石炭車が保存されていて小さな博物館もある。SLは完全に柵に囲まれているが状態もよくて門鉄デフが九州のカマであることを象徴しているかのように見えた。

博物館は屋外展示のモーターカーとか炭坑住宅(ジオコレのモデル?)は外からでも見られるからあえてお金を払って見ることはしなかったが中に入ってみればまた違うものが見られるのかも。ここも雪がうっすら積もっていて粉雪が舞うほどで寒いが景色を見ていると山合いにいくつもあるマンション。小倉あたりなら通勤圏なのだろう新しいのも多数在るがその一方で昔の公団住宅タイプも目立つがこれらは石炭の時代に炭坑で働く人とその家族が住んでいたのかな?だとしたら当時としては新築の社宅だったのだろう。

そんなことを考えつつ再び日田彦山線で小倉を目指す。列車待ちの間にホームを歩いて気がついたが古めかしい洗面台があるのとやっぱり往年は長編成の列車が発着したのだろうホームはやたら長い。景色は城野に近づくにつれてだんだんと家が多くなっていき郊外になっていくがやっぱりローカル線で谷沿いだから両側は山だったりして景色もよく志井公園くらいまでは小倉に近いなんて感じがまったくなかったな。そして小倉までいってもよかったのだが城野で下り列車にのり再び田川伊田方向に戻って志井公園で下車。これで日田彦山線の東側は完乗したし日豊本線の部分なんぞソニックで別府・大分まで乗れば終わるしということで空中散歩でもやりますかな?

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索