筑豊ローカル道中
新飯塚からの後藤寺線はキハ31で車内は高校生に地元の人とかで立ち席も多数出るほどの乗り具合で自分は運転席横に陣取って出発。

出発して筑豊本線と分岐してしばらくは平坦な郊外ないし田園風景の中を走るがやがて川筋を避けるように走りだんだんと山深くなっていきやがて峠越えが始まる。かつて石炭を満載した貨物列車が走り回ったであろう路線だけに勾配自体はそんなに急ではないがゆっくりとエンジンを唸らせさらに線路際にはうっすら雪が。まさか九州でこんな景色を見られるとは思わなかったな。

ちょっと長いトンネルを抜けてカーブを抜けると山肌が豪快に削り取られている山が見えて線路脇には舗装はおろか路面の整備さえ満足にされていないでこぼこ道を車体を思いっきりバウンドさせながらダンプカーが走り巨大なセメント工場が見えてきてこれにはビックリしたな。そしてどこからとなく平成筑豊鉄道の線路が近づいてきて田川後藤寺に到着。

ここからは日田彦山線でお隣の田川伊田に行くのはいいが乗り換え時間がだいぶあったものの乗る列車自体は割と直ぐにきてとりあえず寒いホームで待つのは避けられたがボックスシートに陣取りゆっくりしようとしていると訳わからんおっさんが
「あれ、あれ、あっちの列車のあそこに変なのがいるでしょ」
と指さす先は反対ホームに止まっている列車の中にいる悪役商会にいそう?なちょっと恐そうな顔つきの人。そんなあんたも十分変だよ。その前にそれを自分にみせたところで何をどうせいというんじゃ?
まぁ気を取り直してホームを見れば案内表示とか柱は立派だしここがいかに栄えていたのがわかるな。

平成筑豊鉄道の車両と同時発車しこっちは街中を走ってお隣の田川伊田で下車。ちょっと散歩でもしますか。

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