かしてつメモリアル
つくばを後にしてバスで土浦にでて次の目的地は石岡。そうかしてつのその後を見にきたが石岡に降り立ってまず昔線路やら機関庫があったところどころかホームさえもなくなっている。随分と急ぎ足でここに鉄路があったという証が消えていく。

それでも今日はお祭りで石岡の街はものすごくにぎやかだったのが印象的だった。そして代行バスに乗り込むと所々に線路が見えてくる。玉里とかはまだホームが残っていてバスから見た感じではいつ列車がきてもおかしくはないと思ってしまうくらい。バスは途中の常陸小川止まりでそこで降りたらビックリ。もはや草木が生える空き地になっている。かろうじて地形などから線路の跡が分かる程度。最初主要駅だし駅舎はバスの待合室に転用したかと思えば解体されている。やがて次の鉾田行きがきて乗り込むがこれが古めかしい車体に木の床によく揺れるというか跳ねるしとにかく難物で乗り疲れして鉾田に到着。

鉾田駅は地元の人が土地を借りてキハ601とKR505の2両保存していて自分が着いたときもスタッフらしき人がひまわりに水やりなど手入れをしていた。個人ベースの有志で大変だろうけど特にキハ601はディーゼルカーの歴史を語る上でも貴重な車両なだけにこの状態でここを永住の地としてほしいものだ。

鉾田を後にして再びさっきのバスで石岡に戻り、もはやだいぶ遅くなってきたからフレッシュひたちに乗り込み帰宅。今回思ったのはなぜ鹿島鉄道にもっと早くから通っていなかったのかという後悔と、あと3両保存車が残っているがいずれも個人所有で1両はまだ辛うじて見る方法があるがあと2両は非公開になっているのが惜しまれることといずれも個人ベースが故の限界が気になる。ただこの規模の鉄道で5両も保存車が出ているのは他に例を聞かないし旧型はいずれも各地からきた強者揃いだし、よくあるとりあえず保存として持ってきたけど維持できなくて結局荒れ果てて解体ということだけにはならいことを願いたい。

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