博多南へお迎え
朝起きて仕度に手間取って(何もしないで寝てしまったのが痛かった)セルフサービススタイルの朝食も混んでいて時間がないのに拍車をかけていたから慌ただしく流し込んでみれば部屋に持ち帰りもOKというからだったらさっと欲しい物をかきあつめて部屋で食べればもうちょっとゆっくりできたな。気を取り直してチェックアウトして一路新幹線ホームへ。時間はまだ8時ちょいすぎ今回乗る山陽新幹線をこだま638号にはまだ1時間以上あるが後で運用を調べていて気がついたのはこのこだまの始発駅が博多駅でないこと。山陽新幹線の始発駅は博多でないの?という声が聞こえてきそうだけどそんなことを言う輩はまだしろーとの域である。

そう、実際に線路は博多駅からさらに南側にある博多総合車両所の横にある博多南まで続いている。そしてそこは博多南線という在来線扱いになっているが車両はすべて新幹線で一部の列車を除いて山陽新幹線として博多発着の車両が回送として基地に戻る時に一般客もついでに運んでしまおうという流れでそのこだまも博多南線から継続してこだまにはいる。

今回は指定席もとってないしやっぱりこの一番の列車だからこそ好きな場所に座りたいからにはこのくらいのことをしないと。他にも同じ事を考える同業者はいるだろと思いつつ博多南に降り立ってみれば案の定、親子連れにカメラを構えているマニアもいるではないか。やっぱり早く来てよかった。と思いきやホームにいた一般客は自分が乗ってきた列車の折り返し便に乗っていき、親子連れやマニアもレールスター編成の博多南線に乗って行くではないか。結局レールスターが発車した時点で残っていたのは自分ともう一人だけ(爆)。これなら博多から乗っても余裕どころの騒ぎではないではないか。そして灼熱のホームに焼かれていき早くも汗ダラダラ。

それでも時間をかけてゆっくりみると意外に色々な物が見えるではないか。0系〜N700までの全形式が見えるし特にホーム近くの線路には500系それも2本に300・700・N700と東海道直通形式が揃っていて遠くには0系ドクターイエローやWin350もいる。なかなか見ていて飽きないな。そんな時にふと思い付いたのが望遠レンズを使えば0系の入線をなんとか仕留められるではないか。そしてレンズを中望遠に交換しようとしたときに事件が発生。

「レンズが結露しやがった」
ホテルの部屋で冷やされた状態だったレンズが灼熱の外気に触れた瞬間に結露するということは理解できたがいくらカートの中とはいえ部屋をでて1時間以上経っていてそれもホームにすでに30分は軽くいるしこんな事が起きるとは全くの予想外で、中望遠はレンズの表面を拭いても内側が曇っているため使えない。
「それならば超望遠の出番、400ミリズームで数々の車両を仕留めてきたは伊達じゃない」
と思いきやこっちも結露であたふたしているうちに、0系が静かに到着。撮影失敗した。

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