パノラマのDNA
布袋を後にしてパノラマカーに乗れるのはタイミング的に神宮前−熱田の間だけ。いよいよここで乗り納め。神宮前の入線と熱田の停車中に写真を撮っていよいよ本当にパノラマカーとはおそらくお別れ。もう乗ることも撮ることもできないのだな。

熱田からは時間外でミューチケットが必要だけど楽して移動したかったからミュースカイに乗り込む。いよいよ名古屋にいるのもあとわずかな時間か。今回名鉄に乗って思ったのはパノラマスーパーの存在がものすごく薄くなった。全車特別車の1000系が機器流用と特急政策の方向転換で運用離脱して数が減ったのもあるし1200系も本線・犬山・知田内海と各系統に使われているからそれだけ散らばっているからかもしれない。

そしてこのミュースカイに乗り込んでいるとカーブの前で一瞬エアが抜ける音がしてカーブに吸い付くように走る。そう車体傾斜装置が作動してその分カーブを早く曲がれるようになっている。そして前方のスクリーンを見れば案内やニュースの合間に前面展望が見える速度が最高速度の120キロに乗ってきて駅を通過するときには名古屋の音とも言われているパノラマホーンを鳴らして颯爽と走り抜ける。この姿を見て思わず今の2000系にもパノラマカーのDNAは残っていると言わずにいられなかった。前面展望も貫通構造のためにあきらめたがそれでもこういう形で残しているしパノラマカーから特急車にはつきもののパノラマホーンも継承されている。次の名古屋本線系統用の特急車がどうなるかわからないが、小田急ロマンスカーがEXEで完全に途絶えたかのように見えた引きDNAをVSEで蘇らせたように是非とも期待したい。

車窓はからは海が見え空港到着のアナウンスが流れ長い橋を渡ればセントレアに到着ここからは空で一気に福岡へ飛ぶか。

コメント

トマトパフェ
トマトパフェ
2008年8月17日23:49

遅くなりましたがこちらからもリンクします。名鉄の電車から家が見えるような所に住んでいます。この雄姿ももうすぐ見れなくなりますね。

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