ふらり房総へ

友人の集まりで房総へ行くことに。しかも今回は目的地が保田ということでフェリールートで。というわけで一人自転車でフェリー乗り場から流れ集合。自転車で来る姿に一緒に道中をいった人は全員唖然。

まぁ船に乗り込めばあとは40分で浜金谷に到着。そこからは内房線で1区間。来たのはスカ色の113系。しかも房総生え抜き？だからか東海道上がりの醜い塗装の凹凸もないし非鉄な人もこののどかな景色にボックスシートの車内は旅の風情があっていいねと好評。やっぱりローカルはこうでないとな。

保田からはお迎えの車に乗って昼食の会場へ今日の目当ては漁協直営の食堂「ばんや」。着いてみてあまりの人の多さにげんなりしつつも自分たちは最近できた団体・予約専用の建物で入り口には開店祝いの花があるし内装もきれいで窓からは海がよく見える。出てきた料理も量もすごいし、お刺身とか新鮮でやっぱりどれもおいしい。かわはぎの刺身には肝を溶いた醤油がついてくるあたりがまたたまらない。

昼食終了後は帰りのバスの時間まで自由行動と称して隣の温泉にいくもよし、遊覧船乗るもよしと思いきや自分は酒豪につかまって強制召還。他の人から聞いた話だと遊覧船は断崖絶壁のところにいったりとかなりよかったらしい、あー行き損ねた。

帰りは浜金谷の跨線橋を渡っているときに鋸山の眺めが実はここから見るのが一番ではという新発見。そして帰りのフェリーはものすごい混雑。車は2階デッキまで埋まっているし荷物置き場にはゴルフバックがずらりと並んでまさに最近みたことなかった風景。減便とか館山道の全通とか暗い話題ばかりだけどがんばってもらわないと。しかも運が良いことに途中で大島から来た高速船とすれ違い。この船の面白いところは時には思わぬ船を近くで見られること。

そして自分はここで他の人と別れて自転車で帰宅。ちょっとした小旅行した気分だな。