「この先で架線トラブルのためしばらくの間運転を見合わせます」
幸い運転席近くに座っていたから列車無線が聞けるがそのないようは今現在原因を調べているのと、復旧にはかなりの時間がかかる見込みということ。そして同じ内容が少し間をおいて車内放送から流れてくるがその瞬間3人の顔がひきつった
「飛行機に乗り遅れる!!」
そして復旧に時間がかかるというところでもはや飛行機をあきらめるか列車をあきらめるかしかないという究極の選択の中で出た結論は
「タクシーでここを出る」
というわけで車掌に頼んで降ろして貰って幸いにも駅前にタクシーがいたからそれに飛び乗って出発。とりあえず高速に乗って貰って福岡にも鳥栖にも出られるようにしてさらに、ANAに電話したところ飛行機は特例で変更してもらえるのと幸いにも次の便とその次の便も空席に余裕があるから空港に着いてから予約を取り直すことにして一段落。空港に急ぐ意味が無くなったから鳥栖までにしてもらってそして運転手さんが
「雨も雷もないのに送電線トラブルは珍しいですね。電車が止まって他にも福岡・鳥栖方向に何台か出ているみたいですよ」
やっぱり他にも同じようにタクシーで先を急ぐ人はいるのか。

そんな中で携帯で情報収集していたら原因が発覚。犯人は「かもめ」それも空飛ぶほうでなくて特急の。どうやら下りかもめのパンタグラフに不具合がでたということ。ということはそれで短絡したか何かして変電所でも送電をとめたのか。そして昨日JR九州の根性無しと暴言をはいた祟りがここにくることに。

なんと、タクシーにのってから30分くらいでかもめは別の線路(留置線?)に逃がして運転打ち切りで他の列車は復旧してしまうではないか。地元の某JR(爆)なら確実に故障車の移動に手間取ってその間長崎・佐世保両線を止めてもお構いなしとは大違い。まさにすごい根性。でもこっちは復旧する間にタクシーで走っているアドバンテージがある。さてどんな結果になるか。

鳥栖についてからは博多まで最速ということで普通を1本見送ってリレーつばめに乗り込み30分ほどで終点の博多に到着。隣のホームには見捨てたはずのハイパーサルーンがいるではないか。この時点でこの判断は間違いだったことに(涙)。そして予定ではフライトの時間になってようやく地下鉄に乗り換え。あきらめながら携帯で乗る予定だった飛行機が出発したことを確かめようと画面をみた瞬間に3人で大爆笑。ここで最後の落としANAが。

何と、乗るはずだった飛行機が遅れていてあと50分後に出発することに。つまり泣きの電話もタクシーを使ったのも全て無意味ということに(爆)。空港について本来なら飛行機は出発している時間なのに普通にチェックインできて荷物も預けられる。そしてさっさと保安ゲートの中に入っておみやげ選び。自宅は正月に買ってきて好評だった「博多とおりもん」でいいとして困ったのは会社用。こっちは7月に買ってきた人がいるから同じ手は使えないしちょうど1日違いで九州にうちの部署の人がきているから事前打ち合わせ(笑)で自分は博多・長崎エリアからはみ出せないし。意外にまよった。

おみやげを買ってさらにあまりの暑さにかき氷なんぞ食べながらゲートに向かったら自分が乗る飛行機がゲート変更で玉突きで変更になる飛行機がいるから貼り紙とかLEDでも案内していてもやっぱり間違える人とかいて混乱気味。

次の便とほぼ同時刻にやっと出発。しかもスクリーン故障で非常設備の案内も実演。そしてようやく飛び立ち九州を離脱一路羽田へ。窓側に座ったけど曇りと夜で景色は見られなくて高度を落とし始めてからようやく陸地が見えたが海岸線も見えなければ真っ暗に近くてここはどこだ?

やっとわかったのが木更津?あたりで海岸線が見えてから進行方向右手で東京湾を横断するように飛ぶからマリンスタジアム?にTDSらしき光が見えて葛西の観覧車が見えてお台場の観覧車が「あれ?やけに観覧車から距離が離れている。」普通の北側から着陸するときはビックサイト・大井埠頭あたりが旋回ポイントなのに今日は相当距離がある。そして最後の旋回もなくてそのまま高度を落としていって着陸。降りたのは横風用の滑走路これでこれは珍しい?でも第二ターミナルとは正反対おかげで着陸してから散々地上を走ってさらにゲート待ちくらってやっと到着。あとは時間の関係で蒲田乗り換えで帰宅それにしても今回はトラブル続きだったな。

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