因幡の消えゆく鉄路 鳥取−若桜−鳥取
鳥取から若桜行きに乗り込みいざ若桜鉄道へ。JR因美線の郡家から枝分かれするが列車の多くは鳥取始発となっており実質的に直通となっている。そして自分が乗ったのは若桜鉄道の車両でどこにでもあるNDCシリーズ。

郡家から分岐して若桜鉄道に入っても山も近くにあるが実際に勾配がきついという場所もなくて割合平坦な区間を淡々と走っていくというのが正直な感想。ただ駅は国鉄同時のままの古い木造駅舎ばっかりでどれも独特の味わいがあって景色も古めかしさを感じさせるしなんだかタイムスリップしたような気分にさせてくれる。そして終点若桜に到着して駅舎だけ撮影してあとは待合室で折り返しを待つ。この雨ではさすがに動けない。そして折り返しの列車は2両編成。最初はこんな編成が必要かと思ったが途中から高校生が大量に乗り込んできてそのための増結だと納得。郡家では遅れていたはくとと反対列車を待ち合わせるためにしばし停車。そして再び淡々と走り鳥取に到着。この若桜鉄道も転換基金が赤字でだいぶ減り鳥取県は並行して走る路線バスにも赤字補填をしていることから、それならバスに集約して今後は若桜鉄道には赤字補填を行わない方針のため、たぶんあと数年の余命とされている。何とかして残せないのだろうか。

さて、今日の日程を終えて鳥取駅に戻って大雨の中を一路ホテルへ。すぐに荷物をブン投げて再び外へでるもののもはや砂丘なんて行く気にもなれなくてたまたまホテルの横からコミュニティーバスが出ているからそれに乗ってまずはジャスコに買いだし。それにしても何が悲しくて鳥取まできてジャスコなんだよ(泣)いつもとあまりかわらないやんけ。せっかく夜を食べるのにちょうどいい店を探したというのにこの天気でもはや行く気無し。ジャスコで買い出しをして駅に戻って夕食のメインにあご寿司を買って再びバスでホテルへ。

何が悲しくて2日続けて部屋でDVDを見ながらの食事なんだろう。でも、部屋にずっといるとなれば食事の前に風呂でも入るか。今回は露店ではないが天然温泉大浴場付きのホテルだからのんびりと風呂に入ってその間に飲み物もちょうど冷えていて、お待ちかねの夕食。DVDをみながらちょっと荒れ気味だし何とも言えぬ敗北感が。天気のばかやろー。

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