奇跡の鉄橋渡り　福知山−浜坂

朝起きてみれば雨は止んでいて風も強くない。念のため携帯で運行情報を見ても山陰本線は普通に動いている。一番心配していた餘部越えができることに。

昨日行き損ねたホテルのレストランで朝食。普通の和定食で味もまずまず。そして福知山駅からまずは豊岡行き113系。ゲテモノ改造好きなJR西日本らしい片方は103系？とも言えない強引に運転台つけただけの全面。そして豊岡からはキハ40に乗り換え目指すは餘部鉄橋。さっきから雨が降ったりやんだりしているし鉄橋では窓全開にしたいから海より進行方向後ろのボックスを陣取ってみる。順調だったのは最初だけでやっぱりというか何というか香住から徐行運転。鎧では対向列車の遅れ。でも鎧駅での長時間停車はある意味景色もいいしおいしかった。

そして、いよいよ餘部鉄橋へ。前のボックスに座っていたおぼさんたちも窓全開にしているからこうなれば迷惑にもならないし鉄橋に差し掛かってからはひたすらシャッター連射。今日は視界もあまりよくないし海が荒れているがこう日もあるだろうし、断崖絶壁の山から一気に海に落ちる岩肌やわずかの平地にある集落かれこれ8年前に見たあの風景とほとんど変わっていない。掛け替え工事が本格化する前にもう一度見れて良かった。

その後は順調に走っていくらか遅れて浜坂に到着。次の列車の乗り継ぎ時間は十分だし実質遅れなし。まさに奇跡だ。