能登の惨状に

2007年3月26日 日常
日曜日に起きた能登半島沖での大地震。起きて何気なくテレビを見たときにいきなり、崩れた家屋が出てきたり、多数の負傷者に死者が出ている大災害になってしまったなというのと同時に、なんだかいつもの自分とは直接関係の無い場所で起きているというどこか冷めた感覚ではなくて、自分の知っている場所で起きているような感じがしてしょうがなかった。

なんでそんなことを思ったのかは、2年前の冬に実際に能登に行っていたしその頃の自分はというと事故で親子13年間乗り継いでいた車を失ったショックもあるし、その後の後始末と仕事に振り回されて精神的にもかなり厳しい状況のなか旅たって、能登の自然や人の温かさに触れて、そして現地でも電話での交渉が続いていたけどとりあえず相手方とは話がまとまって一段落したのも輪島でのこと。そんなこともあって能登は厳しい気候に負けない自然と人の温かさがあるそんな場所だなと思ったしまた、いきたいと思った。

地震で寸断された能登有料道路は奥能登特急で走り抜けた場所だし、倒壊した家屋がある場所はコミュニティーバスで市内を1周したときに通った記憶もある、そのときに席を譲ろうとしたら体はあちこち悪いが足腰は上部だからと断られてみんなで笑っていたお年寄りは大丈夫だったのかな?

朝市の回りも古い民家が多かったけどそれも耐震補強してなければ倒壊してしまってもおかしくないし(後に聞いた話だと能登の厳しい気候から丈夫に作られていたのが幸いして補強無しでも耐えた建物が多かったのには救われた)、あの作りたての原酒を飲ませてくれた酒蔵の若旦那のところは無事かな?

なんだか能登に行ったときの記憶が鮮烈に蘇ってくる。最後に亡くなられた方のご冥福と、一日でも早い復興をお祈りいたします。

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