死に神にあらがう術は

不幸にも、23日に岐阜で、29日に長崎でそれぞれまだ将来がいくrでもある、少女が自らの手で命を絶っているというニュースを見てなによりもこれだけの短期間に3件もの自殺があったことがショッキングだったし、そして許せないのが岐阜の自殺ではいじめがあったにも関わらず相変わらず学校側の対応は、あったかどうか確認できていないとか、それと自殺に関係があるかどうかはわからない。

毎度、この展開にいいかげんこいつらの脳味噌をいちどかち割ってどんな構造しているのか見たくなってくるほど進化もなければ生徒を学習させるはずの先生達に学習能力がないようにも思えてしまう。

だいたい、他の人の証言からもいじめはあったとみておかしくないしなかったならなぜ、こんな悲劇がおきるわけ。まったく今回もマスコミの一斉砲撃がなかったらこっそりと真実を闇に葬っていただろうな。

そして、それよりも一つ流星が恐れているのは自殺の連鎖反応。かつて自分が、自分と自分の将来を守るための不毛な闘いを強いられていた94年・95年もちょうどいまごろに1件目の自殺の報道が引き金になって次の年の春までに各地で連鎖反応的に自殺がおきているし今年はすでにそれと同じような構図になってしまっている。自殺の報道はときに思いとどまっている人に踏み込む勇気を与えてしまう。

「疾風のごとき　死に神の列　あらがう術は　わが手には　ない」

自分のお気に入りの曲井上大輔　哀・戦士にこんなワンフレーズがあるけどまさにあらがう術はなく、次の悲劇が起きないことを祈ることしかないのか？

どんなに苦しくてもみんな、生き延びようぜ。苦しみという嵐の向こう側には予想もつないような世界が待っていることだってあるのだから本の一瞬のできごとに負けて全ての希望や可能性を捨てるような真似はやめよう。