奥飛騨の最後の夏を迎える鉄路追いかけ
昨日の奇跡のパズル組みから一晩あけてもう出発。今回は夏の一泊だから着替えもほとんどいらないから荷物の詰めるのもわりとすぐに終わってあとは天気が悪いかもしれないからそれにそなえて三脚を持つくらいで出発。さすがに2ヶ月で3回目のフライトとなるとすっかり慣れた感じで文庫からの増結で乗り換え無しで羽田について携帯を端末にかざして、荷物はバスの事を考えて全て手荷物として機内に持ち込むから三脚とX線ガードが引っ掛かるからすぐに出せるように準備して。検査を通れば搭乗開始していてもおかしくない時間だから搭乗口へのまえにゲートの番号を見たら3ケタ・・・ハズレということで1Fからバスで飛行機へ。バスを降りて飛行機に乗ろうとしたらピカチュウが高飛び(ポケモンジェットが離陸)するところに遭遇。

フライト中は爆睡する予定が、巡航体制に入って寝ようとしても眠くならないうちに飲み物が配られて飲み終わって紙コップを回収しにきたらもう着陸態勢で一睡もできないで富山空港に到着。ここからリムジンバスに乗り換えるはずが来たのは普通の路線バス。荷物を預けなかったから幸い座れたけど年季の入った日産ディーゼルのバスは激しい揺れときしみ音が続いてこれまた一睡もできず。そしてトドメをさすのが高山線。お昼を調達できる場所がこの先ないから「ますのすし」を買おうとしたら売り切れで仕方なく「ぶりのすし」になるし満員ラッシュのまま猪谷へ運ばれて景色を楽しむ余裕も無し。

これでようやく、目当ての神岡鉄道に乗り換え。多くの人は代行バスで高山を目指すらしくこっちは好きこのんで立っている人を除いてゆったり座れる程度の乗り具合で出発。車両は今どき珍しい非冷房だけど窓を全開にして扇風機が回っているからそんなに暑いとは思わなくてキハ20譲りのDMH17とDT21が奏でる音がよく入ってくる。この路線、山深いところを走る上に重たい貨物列車が走るからか勾配も急にできないからトンネルがとにかく多い。神岡鉱山前まではひたすらエンジンを唸らせながらひたすら先を急ぐ。トンネルに入ると冷房がいらないくらいの涼しい風が入ってくる。もしかしたら天然の冷房を積んでいるからあえて非冷房なのかも。そしてトンネルを抜けると次のトンネルまでは鉄橋で渓谷をパスして時には山肌を削った厳しい場所を走っていく。

神岡鉱山前からは今度は駅間が急に短くなってこまめに止まっていき30分くらい走ったら終点の奥飛騨温泉口に到着。ほんのちょっとのおりかえしで神岡鉱山口に戻って。これで今回の目的の一つは達成。

ここからはバスに乗り換えて富山駅に戻る途中はようやく爆睡。駅に着いてからはおみやげを買っていたら師匠からの電話で次の黒部止まりに乗るとなんと、今日限定のリバイバル「白山」の撮影ができるということ。これはやるしかないと気合いをいれて黒部へ。今日は駅撮りオンリーだから望遠も持ってなかったけど黒部の下り線は直線で邪魔がないから簡単に撮影できて直江津行きに乗り込む。来たのは583系改造の419系食パンで、種車譲りのボックスシートなら右にでるものはいないといっても過言ではないボックスに座って日本海を見ながら一路直江津に向かっていたらまたもや爆睡。ここからは、信越線に乗り換え。

信越線は海に近い直江津から山の上にあるような長野に向かっていくため走り出してからいきなり勾配の連続。途中二本木ではスイッチバックをしていく。信州色に塗られて爽やかなイメージになった山男115系はMT54を唸らせながら登っていく。そして妙高高原で降りてお酒を買おうとしたら何もなくてあきらめて、バスに乗り換えて赤倉温泉へ。

これでやっと宿に着く。どうやら自分が最後の入りでちょっと旅館の人に悪いことをしたなと思いつつ貸切の食堂で夕食。お世辞にも綺麗とはいえない古い昔ながらの湯治場の宿という感じらも古くてもしっかりと手入れされた建物に素朴な郷土料理。小さいけど源泉かけ流しの温泉とこれはこれでいいなと思いながら眠りにつく。長い一日だったな。

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