客レで行く宇都宮トラブル道中 その1
今回は旅の師匠と上野−烏山間に客車列車が走るというので運良くキップも確保できたので烏山線踏破を兼ねて宇都宮へ。

今回は待ち合わせの関係で赤羽から乗って二人でホームに上がってまずはどの機関車が来るかの予想。客車は高崎の12系とわかっていたというか他に該当がないからいいとして、機関車は非電化の烏山線を走るからどこかで交換しないといけなくなるけどそれにしては停車時間が短いから機関車交換を含めて気にはなっていて、無難にEF65PFやEF81だろうと思っていたら何と、朱色の凸型そう電化区間だから電機でなくて最初からディーゼルで直行してしまえばいいというすごい発想?でDD51でした。

乗り込んでみれば車内はオリジナルの12系そのまま。さすがに古い車両だけにくたびれた感じは否めないがそれでも今となっては逆に下手にいじることなくオリジナルを保っているあたりがありがたい。車内は大宮で満席になってその後は快調に東北線を北上。客車独特の揺れと今の車両よりも乗り心地は劣るけどそれでも客車だけに静かでレールのジョイント音がよく聞こえてくる。こんな快速列車でも車販が乗っていてこれが暑いからよく売れている。そんな自分たちもビールを注文。

宇都宮を目前として突如停車。やたら長く止まるから窓を開けて外を見れば場内信号は赤でホームは詰まっている。何かと思えば乗務員トラブルとかで寝坊したのか?それとも手配を忘れたのか?、約15分遅れての到着。これがトラブル続きの道中を暗示させることに。宇都宮からは自分の乗った車両は自由席になるから車内は満員。それもそのはず。快速「やまあげ祭り号」と名前は着いていても烏山線内は毎時1本がせいぜいでそこに臨時列車を割り込ませる余地はないから定期列車の変わりとして一部自由席にして烏山線内は各駅停車扱いで直通客と地域輸送の両立をする苦肉の策をとってしかも乗り降りに不便な12系だからその後も停車時間が伸びてしまい烏山には20分以上の遅れ。それでも指定席に座っていた人には手提げバックにパンフレット+ヨーグルト+カップ酒のおみやげをくれるのはありがたい。そういえば、東北線内からやたら沿線にカメラを構えている人がいるのはいいけど烏山線にはいってちょっとした水田ではミニバンが脱輪して車体を傾けて田んぼにはまっていてレッカー車も近づけなくて重機ですくいあげようとしているけどまさかこれも撮影する人の車なのかな?

烏山駅ではお祭りを見るために降りる人と下校の高校生とホーム先端では写真を撮る人で修羅場になっているため自分は撮影を断念。ここで何と機回し(機関車の位置を前後に変えること)をするからホームからも車内からもカメラの嵐。そして折り返しの普通列車として発車。そして宇都宮へ戻ってお昼。

宇都宮と来れば餃子ということで二人で揚げ・水・焼きで合計4皿ずつ食べてどれもおいしかったし水餃子は直接醤油とかをいれてスープみたいにするらしくて自分もそうやってみたり、あとこれにビールを入れてもそんなに高くないのはありがたい。その後は、烏山でお祭りをちょっとみていこうなんて思っていたら列車の遅れで思った以上に宇都宮に戻ってくる時間が遅かったのと次の烏山線まで1時間しかもそれが帰りの山あげ祭り号の送り込みだからお祭りは断念してそのまま乗っていって折り返すことに。こうなれば帰りの道中に備えての買いだし。幸い近くにスーパーがあったからそこであれこれ買って保冷用の氷も多めに貰ってきて準備万端。そして宝積寺から客車に乗り込み自分たちが確保できた座席は一部自由席の号車で宇都宮からでないと指定席にならないからあらかじめ座席番号と同じ場所を確保して準備は万端。そして帰りの珍道中がはじまるのだった。

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