もはややる気無し?芸備線 新見〜三次
芸備線備後落合行きに乗り込んでみれば車内は満席でところどころに立ち席がでているほど。というわけで荷物もあるから車椅子スペースに陣取って前面展望を楽しみながらスタート。キハ120は文字通り軽快なフットワークで伯備線を走り芸備線に入る。架線が消え線路は草だらけになるも直線では目一杯飛ばして80キロを越えてもきっちり加速するのだからやはりパワフル。

車窓はだんだんと山深くなっていく頃には車内も空いてきてそしてついには山の斜面の一部を切り取ったところに線路をなんとか引いているようなところになり片側は斜面もう一方は谷というところになったら急激に速度ダウン。そろりそろりとレールをきしませながら走るそして線路横には制限15キロの標識。ついにJR西日本名物保線が大変だから徐行ゾーンに到達。そしてこれがこの先三次まであちこちに散財しているのとこのアップダウンにカーブが多いから駅間が長くてキハ120をもってしても表定速度は40キロを切ってしまう。その変わり車窓は足元をみれば谷だしまさにすごい山岳路線。そしてそれが一段落して備後落合に到着。ここで乗り換え。

またしてもキハ120。今度は幾分か平坦になり田園地帯が広がり速度も上がるかと思いきや所々に徐行があり駅間も短くなるから表定速度はまたもや40キロ以下。ここは昔木次線を乗り時に通ったから塩町までは2回目。ただ、備後庄原にしても塩町にしても前よりも一段と寂れてしまったような気がする。本当に芸備線の新見−三次間は路線の維持のために軽量なキハ120を使い保線を少なくするために徐行も多い。やる気無しと見えた。それでも三次の手前ではラストスパートを見せてくれて終点三次に到着。ここからはいよいよメインイベントの急行みよしへ。

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