新たなディテールアップの世界へ

夕方から久々にいつも一緒に飲んでいる友だちとお酒抜きで会うこ
とに。今回は模型の話が多かったのと久々に友だちの家に連れて行
ってもらって模型を見せて貰ったけど、とにかく質・両ともケタが
違う。

自分は走行派でただ他人と同じメーカー出荷状態にステッカーじゃ物
足りないからあれこれ手を加えてはいるけど簡単な作業が多いから
自分でもワンモアメークアップをコンセプトにしているのに対して
友だちは、特定編成の特定年代をプロトタイプにした車両作りをして
いて床下機器一つ取っても使えそうな部品の切り接ぎなどで完璧に再現
しているし自分では絶対手を出さないような細部の配管や手摺なども
再現している姿を見るともはやTOMYのHG製品ですら改造の余地
だらけの未完成に見えてくるくらい。HO以上の大型ゲージで再現
しているのはいくつもみるがNでここまでやったのは正直言ってカル
チャーショックをうけた。

京急車がほとんどのラインナップでキットもあれこれ細かな違いから
同じ形式でも複数メーカーを必ず揃えてあってそれぞれのクセや長所
短所をよく見分けているし、ストックパーツもうちの比なんかでは
ないしこれらを巧みに組み合わせて車両を作るところはさすが。

そして実車のプロトタイプを絞れば絞るほど困るのが資料集め。自分も
案外苦労しているけど、細かくすればするほどしかも国鉄でなくて私鉄
だからなおさら難しいのにうまく集めてきている。

実車の資料・部品の調達能力・それを活かす技術この3つがあるから
これだけのものができるのだなと改めて実感。

模型を見せて貰ったあとはお茶がてら模型談義をしたらすっかり遅く
なったけど今日は一昨年くらいから惰性でひたすら加工両数だけを
増やしていったからいい刺激になった。さすがにここまではできない
けど、もっとパーツ探しにはじまって走行派だけに走行性能を落とす
ことなく、そして自分が考えているのは工作能力が低い自分でもちょ
っとの手間をかければ他の人とは違う模型ができるそれを考えた
ワンモア＋αを目指してみたいと思った。