風邪引き3連休の読書タイム
2006年1月8日 読書
風邪引いて体調もすぐれないし、旅行も中止になってしまって散々な3連休に1周読んだのがこの本「国鉄形車両事故と謎のゆくえ」本の内容としては前後〜昭和40年代に登場した国鉄の車両のなかでも不幸にも大事故に巻き込まれた車両や、トラブルが多かった車両にスポットライトを当て車両の構造上の問題や保安装置の問題点などを追求するスタイルとなっているが鉄道事故史を扱った本の中でも車両の方が主役となっているのと自分の好きな形式が多数登場しているため思わず買って週末に読破。
特に読んでいて面白かった(事故がからんでいるのでちょっと不謹慎ですいません)のは、生まれてから現在に至るまで雪との闘いに明け暮れたといっても過言でない485系・初代ディーゼル特急キハ80系・設計陣の想定を越える過酷な使い方がトラブル続発の原因になったキハ181など名車と呼んでも過言でない車両の一方で国鉄史上空前の失敗作DD54もいるし読んでいてとにかく興味深いないようになっている。
485系も事故がらみでは先日の信越本線での特急いなほの脱線・転覆事故では犠牲者もでてしまう大事故を起こしてはいるがそれは車両の構造に由来するものでもなく功績でいえば北は北海道から南は九州まで全国幅広く特急として走り回った国鉄の看板車両。そして初期型も北陸などでそして東北では寒冷地仕様となった1000番台が雪をものともせず走り回っているが北海道ではさらに耐雪性能を強化した1500番台でも歯がたたなくてあえなく撤退しているがそれでも雪に強い車両というイメージがついていたりもする。
キハ181系に至っては平坦線なら485系と互角に渡り合える性能をもっているがそれが仇となり勾配が連続する特急しなのや、485系と互角のダイヤで走る東北本線と勾配性能をフルに発揮する奥羽本線ではエンジンが悲鳴をあげてしまった特急つばさは設計陣の想定を越えるエンジンを酷使する走りが原因で後に四国・山陰のローカル鈍足特急では安定して走ってはいるが、その反省や技術を追い求められない財政事情が重なって国鉄のディーゼルカーはその後キハ40というどうにもならない低性能車を生み、キハ183の初期車もずっと性能が低くこれを越えるにはキハ183系の500番台を待たなければいけなかったりもする。
他の形式でも時代の狭間に生まれた上に北陸トンネルの火災が不名誉な汚点として残ってしまった10系客車・ヨーロッパの技術を導入した意欲作DD54はわずか3年しか使っていない車両がでるくらいの空前の失敗作な上に平成の世になって同じメーカーのエンジンを使った新鋭ディーゼル機関車DF200もやはりエンジントラブルが多く国産エンジンにしたマイナーチェンジ車が登場しているのは因縁としか思えなかったりもするしそう考えると鉄道車両の世界も無事これ名馬なのかもしれない。
特に読んでいて面白かった(事故がからんでいるのでちょっと不謹慎ですいません)のは、生まれてから現在に至るまで雪との闘いに明け暮れたといっても過言でない485系・初代ディーゼル特急キハ80系・設計陣の想定を越える過酷な使い方がトラブル続発の原因になったキハ181など名車と呼んでも過言でない車両の一方で国鉄史上空前の失敗作DD54もいるし読んでいてとにかく興味深いないようになっている。
485系も事故がらみでは先日の信越本線での特急いなほの脱線・転覆事故では犠牲者もでてしまう大事故を起こしてはいるがそれは車両の構造に由来するものでもなく功績でいえば北は北海道から南は九州まで全国幅広く特急として走り回った国鉄の看板車両。そして初期型も北陸などでそして東北では寒冷地仕様となった1000番台が雪をものともせず走り回っているが北海道ではさらに耐雪性能を強化した1500番台でも歯がたたなくてあえなく撤退しているがそれでも雪に強い車両というイメージがついていたりもする。
キハ181系に至っては平坦線なら485系と互角に渡り合える性能をもっているがそれが仇となり勾配が連続する特急しなのや、485系と互角のダイヤで走る東北本線と勾配性能をフルに発揮する奥羽本線ではエンジンが悲鳴をあげてしまった特急つばさは設計陣の想定を越えるエンジンを酷使する走りが原因で後に四国・山陰のローカル鈍足特急では安定して走ってはいるが、その反省や技術を追い求められない財政事情が重なって国鉄のディーゼルカーはその後キハ40というどうにもならない低性能車を生み、キハ183の初期車もずっと性能が低くこれを越えるにはキハ183系の500番台を待たなければいけなかったりもする。
他の形式でも時代の狭間に生まれた上に北陸トンネルの火災が不名誉な汚点として残ってしまった10系客車・ヨーロッパの技術を導入した意欲作DD54はわずか3年しか使っていない車両がでるくらいの空前の失敗作な上に平成の世になって同じメーカーのエンジンを使った新鋭ディーゼル機関車DF200もやはりエンジントラブルが多く国産エンジンにしたマイナーチェンジ車が登場しているのは因縁としか思えなかったりもするしそう考えると鉄道車両の世界も無事これ名馬なのかもしれない。
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