キハ80系ディテールアップ奮闘記

今日は床屋に出かけるくらいで昨日に引き続きほとんど出かけてな
いな。GW翌週だし今週は仕事がやたら忙しかったからな。

家に帰ってきてからは時間があるのだしここはじっくりと模型がいじ
れるとばかりに今日のお題はKATOキハ82系7両。

この車両は買ってから多少は手を加えているものの今回はその仕上げ。

まずは車体と床下を分解。この時代のKATO車両はもはやおての
もので床板の爪が多少固いくらいで難無く外して台車もはずし床板
だけにしてこれをグレーに塗装。

続いて最も手のかかる先頭車キハ82は貫通扉・特急のシンボルマ
ーク・運転室のガラスの押さえ金をシルバーに塗装。本当に狭いと
いうかほとんど幅がないところに面相筆で塗るけどこれが大変なこと。
そして、運転席後ろの機器室のルーバーと屋根上のルーバーに薄い
黒を流し込む墨入れという技を使ってモールドを強調。

他の車両はトイレ・洗面所の窓を白く塗ってこれで塗装は終わり。
車体を組み直してオプションだったヘッドライトを取り付けて次は
細かい艤装行程へ。

ヘッドマーク・特急サボ・号車表示のシールを貼り直してトイレと
洗面所に流し管の設置。先頭車はさらに信号煙管の設置。が写真を
参考に現物合わせで進んでいく。最後の車両が終わって完成かと思い
きやここで思わぬ落とし穴が。

洗面所の流し管の取付が終わってから向きが逆だったのに気が付いた
もののトイレ用に穴を拡大すると台車に干渉してしまうし開け直す
にもスペース的に難しいのが出てきてピンチ。

結局、洗面所の流し管も抜けないのはそのままにしてトイレ流し管を
付けられない車両は汚物処理タンクを台車に取り付けて反対側にまた
洗面所の流し管を取り付ける方法で回避。

あれこれ約5時間くらいかけて完成。製品化されたのが古いだけに
今の車両に比べればディテールで見劣りしていたのがこれでだいぶ
よくなったな。それにしても仕事している時以上に、目や肩が疲れた。