能登への旅の初日は、寝不足気味でのスタートだけど前の日に準備は
しておいたから忘れ物もなくスムーズにスタート。

家〜東京駅 (京急線特急・山手線)
京急は毎日乗っているし、山手線も特に変わったこともなかった。
当たり前か(笑)

東京〜越後湯沢 (上越新幹線 とき347号)
東京駅はさすがに3連休だけあって人がたくさん。ここでは携帯の
待ち受け画面用の写真を数枚とって車内へ。そういえば、はやて+
こまちの編成が増えたのは聞いていたけど臨時の仙台やまびこにまで
つかうようになったか。ちなみに来たのはもはや残りわずかとなった
リニューアルされていない昔ながらの緑色の200系。しかも先頭車
は東海道・山陽新幹線の2階建て車両100系と同じノーズが鋭いタ
イプ。大宮で満席になってなんだか外も防音壁ばかりだし一眠りしたら
越後湯沢の手前。到着のチャイムがなるとみんなデッキに整列。この
先も行く人は数人だけのようでということは、一部の人を除いてゲレ
ンデ組み?

越後湯沢〜金沢(特急はくたか6号)

越後湯沢に着いたらものすごい人混み。そしてみんな改札の外に出て
各ゲレンデへ。そんな自分は乗り換えの待ち時間に会社の先輩に教え
てもらった「ぽんしゅ館」へ。入り口には一升瓶を枕に寝ているサラ
リーマンの人形がお出迎えしているのが笑える。その中の利酒コーナー
では500円で100種類以上ある新潟の地酒のなかから5つの銘柄
の試飲ができて貴重な越乃寒梅に八海山もあるのがポイント。試飲だ
から量は飲めないのが惜しいけどどれも美味しかった。

試飲を楽しんでからお昼にと駅弁を買って、さらに缶で飲みきるのに
ちょうどいいサイズの上善水如があったからこれをかってはくたかが
待っているホームに着いたらものすごい雪。そして止まっているのは
2本しかない北越急行のスノーラピッド編成。しかもこの前の脱線事
故の修理が終わってないなら1本だけしか動いてないからこれが来る
なんてかなり運がいいな。そして、ホームで撮影していたら轟音と
ともに、雪を投げ飛ばしながら走ってくる除雪車が登場。この日は大雪
らしく電車も遅れながらの運転。
越後湯沢を満員で出発。外は一面銀世界というよりもものすごい雪。
そんな中をしばらくゆっくりと走って六日町を過ぎて北越急行線には
いると猛烈に加速をして在来線最速の160キロ運転で魚沼地帯を雪
をモノともせずに駆け抜けるのは良いけど換気口かエアコンダクトを
つたって冷たい風が来るのはちょっと^^;。北越急行からJR信越線
に入ると直江津。ここで隣の席が空いたしちょうどお腹も空いてきた
からお昼に。越後湯沢で買った駅弁はさすが米どころ新潟魚沼だけに
ご飯がおいしかった。そして窓からは日本海が見えて来る中を一路
西へ。そして雪も気が付けばそんなに深く積もっている場所もなくて
気が付けば糸魚川・魚津・富山と聞き覚えのある地名を通って金沢に
到着。

金沢〜輪島 (北陸鉄道バス 奥能登特急)
金沢からバスで輪島を目指すことに。この方が早いしJRよりも安い
。その前に乗り潰しの記録作りのために北陸鉄道を内灘まで一往復。
バスは、幸い各列とも1人ずつの丁度いい混み具合で出発。途中金沢
市内で何回か止めたけど、県庁前は本数があまり多くなさそうなのに
乗り場だけは立派になってちょっと無駄のような。市内を抜ければ能登
有料道路に入りしばらくすると再び海が見えてきたけど雪も降ってきて
いるし波も高くいかにも冬の日本海という感じ。海を見ていたはずが
寝てしまい気が付いたら穴水。ここからは再びこまめに止まるように
なるけど特急バスというだけあって、多少ターミナルとか集落から
離れていても街道沿いに止めることを優先してひたすら走って輪島に
到着。

〜輪島の夜〜
輪島に着いたら予約してあったホテルにチェックインして一休みした
ら荷物を置いてさっそく外へ。まずは、輪島の市内を走るコミュニテ
ィーバスで市内一周のドライブ。乗ったのは海コースという路線で
最初は病院も玄関まで入ったりショッピングセンターの真ん中まで
入ったりしたりとあちこち回って待望の海沿いへ。やっぱり荒れて
いる。そしてバスは小型のボディーを行かして洞窟を掘り広げたギリ
ギリの大きさのトンネルを走ったり崖っぷちの狭い道を走ったりと
スリル満点。途中からはお年寄りの団体が乗ってきて車内も賑やか
に。立っている人もいるから席を譲ろうとしたら
「兄ちゃん、わしら体はあちこち悪いけど足と目はしっかりしている
から気にしないで」
なんて言われてそれから話がはずんでいるうちにバスはまたまたあち
こち狭い道を何回も曲がって駅に到着。1時間のドライブを楽しんで
も100円均一の運賃はありがたいな。

ドライブを楽しんでからはネットで調べた居酒屋へ。雪道の中を歩い
たけどパウダースノーで踏むとキュッと鳴って滑らないから歩きやす
いし服も濡れないのがよかった。お店ではカニ・カキを始め日本海の
海の幸になんと鯨の刺身もあってちょっとビックリ。タラの白子もお
いしかったのはいいけど、なんだか店の人とも話しにくい雰囲気だっ
たし他にカウンター席には誰もいなかったので居づらくて早めの退散。

日本酒1本しか飲んでないし、雪道を歩いたら酔いも醒めてしまって
再び輪島のバスターミナルに戻ってみたら利き酒が楽しめるショット
バーがあったので入ってとりあえずセットを頼んだら同じ仕込み水
で作ったお酒が4種類におつまみがついてきたけど、同じ水で作られ
るお酒とは思えないくらいどれも味が違う。その隣では、先客たちが
日本酒の作るときの話をしていたからお酒片手に一緒に聞かせてもらう
ことに。

マスターや先客達のはなしだと輪島には4つの酒蔵があって同じ水を
使っているけどそれぞれに個性のあってそれを全国に広めたいために
このショットバーができたということ。そして先客のなかには、その
4つのうちの一つの御曹司で今日は特別に絞りたての原酒を持ってきて
いて飲ませてくれたけどとにかく強烈な香りが口の中に広がる。それ
から周りの客やマスターと話し込みながら色々な種類を飲んだけど
どれも個性あるな。同じ酒蔵でも御曹司さんが言うように色々と加減
して作り分けたり使うお米の削り具合で吟醸とか大吟醸になることや
原酒を仕込み水で割って飲みやすい濃さにして出荷することとか勉強に
なったし、だから日本酒は奥が深いのだな。

そしてホテルに戻ってからはお風呂に入って早々と寝ることに。今日は
一体何銘柄の日本酒を飲んだのだろうというくらい日本酒漬けの一日
だったな。

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