青電車を追いかけて

2004年11月28日鉄道・鉄道模型

そろそろ、年賀状の季節。毎年鉄道仲間に送る年賀状はかなり凝った
というかタイムリーな題材をとりあげていたのが今年は撮影回数も
少ないからネタもなくそんな時に、地元京急で10数年ぶりの特別
塗装が登場したというから早速撮影に。

今回の特別塗装は羽田空港第二ターミナル完成記念で新1000形
ことN1000のうち2編成を青一色にして品川寄り4両はJAL
、三崎口寄り4両はANAの飛行機の写真と出口の案内があるもの。
ちなみに、京急の特別塗装は80年代終盤〜90年代入り口の横浜博
・SURF90、90周年で走ったみらい号以来だし100周年と
羽田空港開業はヘッドマークで、その後のイベント列車もヘッドマーク
や側面にシールで片付けていたから本当に今回は気合いが入っている
な。

撮影場所は空港線直行の列車が入る蒲田以北だから迷わず平和島。
行きの快特を蒲田で降りたときにさっそくターゲットは三崎口方向へ
走行したからこれで撮影向きの下り方向で撮影可能なのはあと1本。
運用が読めない車両だからひたすら粘ることに。

待つこと、2時間近く。日が沈んできて露出的にもあと1時間が限界
というときにさっき三崎口に行った編成が上ってきたがこれが三崎口
−青砥・高砂系統の運用だったらお手上げと思いきや2100形の
代走で三崎口−品川の線内快特系統に入っていたからあと30分も
すれば来るから何とか間に合う。そしてやってきたとき、遠くから
青い車体が見えた瞬間から一気に緊張感が全身をみなぎる。露出は
限界だから調整の余地なし。超望遠レンズだからピント合わせを再
確認、列車は110キロで通過するから一瞬の判断ミスが命取りに
なるからとにかくベストな位置までシャッターを押すのを我慢して
ここぞというときにシャッターを押す。とりあえず撮影成功。あとは
現像の結果をみるだけに。

撮影が終わってからは横浜で買い物。靴やら洋服やら色々と買って
家に帰ったのは夜になってから。久々に本格的に撮影したけどやっぱ
り昔と違って勘が鈍っているのと、やっぱりあのシャッターを切ると
きの音といい、緊張感はデジカメでは味わえないもの。もうちょっと
休みがとれるようになったらドライブ兼撮影もいいかもな。