房総半島1周乗り回しの旅

車もないし3連休初日は寝て終わったから今日は小旅行とばかりに
房総半島1周、乗り回しのミニトリップへ。

まずは金谷へ40分の船旅。ちょっと風があって波が微妙に高くて
このまま船室にいたら船酔いしそうだから思わず缶コーヒー片手に
デッキへ。心地よい風に、波しぶき、マリンブルーの航跡。うーん
最初から外にいれば良かった。

金谷についてからは電車で移動。内房線・外房線と乗り継いで行く
途中に館山・安房鴨川で乗り換えで小休止した以外はひたすら乗り
続けたけど海が見えてきたと思えばいきなり山深い所に入ったよう
な錯覚を覚えたりと線路は平坦でも地形は次から次へと変化して
平野部を走るのは以外に少なくて飽きさせないし、同じ条件で比べ
ると単線・電化・山と海に挟まれている南紀の紀伊田辺−新宮と
車窓が似ていたりするけど南紀と違って海岸線の距離が短い変わりに
変化のリズムが早い。でもどっちも電車はカーブの連続でゆっくり
なのは同じだけど。

金谷からは生まれて30年生まれも育ちも房総ローカルな113系（
東海道線・横須賀線の旧型車）を乗りついできてやっぱり年季が入っ
た車両だけにクーラーの効きもなんかいまいちでコイルバネ独特の揺
れは最近の空気バネに慣れていると乗り心地が悪く感じてしまうけ
ど、がら空きのボックスシートだから行儀悪いけど靴を脱いで足を伸
ばしてしまえばこっちのもの。さすがに疲れてきたから勝浦で途中
下車。次の電車までは30分あるからすかさず目の前の海までお散歩。
やっぱり外海は波も風も全然違うし、何と言っても水がきれい。
そして、大網までは今日唯一のリクライニングシートの房総ビュー
わかしお号。最初は線路が悪くて新車なのに遅いと思っていたら上総
一宮からはものすごい勢いで走っていく。車窓ももう平坦になってき
てやっぱり特急でショートカットして正解だった。

大網からは成東へ抜けて成田周りで千葉へ。思ったよりも房総1周
が早かったから千葉で今度は千葉都市モノレールの乗りつぶし。
湘南モノレールと同じく懸垂式だから下が何もなくて湘南がジェット
コースターならこっちは首都高速？？。とにかくビルの合間どころか
ビルに橋脚が埋まっていたり野球場と陸上競技場の間をすり抜けたり
と商店街の道路の真ん中に橋脚、真上に線路だったりと微妙な所を
走っているのがすごい。そして今度は京成最後の踏破区間。ちはら台
−津田沼を乗ってそのまま羽田空港行きに乗って品川で乗り換えて
帰宅。

今日は、内房線浜金谷−安房鴨川間と外房線安房鴨川−大原間、
千葉都市モノレール全線、京成ちはら台−津田沼間を新たに踏破。
たまにはのんびりローカル線に揺られるのもまたいいものだな。