マルサ現る？

2004年3月15日お仕事

今日は睡眠薬の抜けが悪くていつもの時間に起きるもののこのまま
会社に行っても午前中は仕事にならないのと、暇な日だとわかって
いたから1時間の遅刻。電話一つすれば何も言われないのが本当に
ありがたいところ。その分、普段はきちんと行っているのだから
いいか。

遅刻して会社につけば今日は五十日だからあちこちからきた書類やら
伝票が積んであるのを片付けて一落ち着きして手持ちぶさたにして
いたら課長に捕まって

「今日の、午後から税務署の人が来るから必要な伝票集めておいて」
と言われビックリ。どうやら取引先の会社が税務署の監査に入った
らしいけど、前の担当だった先輩はとにかく投げ込んで1年過ぎたら
適当に捨てていたのを自分が管理するようになってからきちんと並べて
誰にでもわかる状態にしておいたからすぐに取り出せたのはいいけど
大量の伝票をダンボールに積むだけで一仕事。そして廃棄書類の
ダンボールから保管期限切れのが見つかってそれも救い出して準備
完了。その頃周りでは
「税務署の人って、まさか黒縁のメガネをかけていて目がつり上がって
いてブツブツ電卓を叩くようなおばさんが来るの？」
ってそれは映画の見過ぎ。

午後になってから箱詰めした書類を会議室に運び込んで机に並べる
のも最初は、課長ががんばって持ち上げたら
「あいたたた、腰が抜けそうになった」
何て言うからギックリ腰にでもなったら困るから一人で台車に乗せて
会議室に運び込んで、並べてから現場の業務に携わる立場から課長と
部長の説明の補足をしてひとまずその場は退散。

税務署の人は感じの良さそうな白髪が目立つ50歳くらいの人。ター
ゲットになる会社のことやうちの会社との関係やお金の流れをある
程度勉強してきてくれたから説明もスムーズに進んで楽だった。

その後にもう一度呼び出されたら今度は該当する伝票のコピー取り。
伝票と言ってもうちにあるのは控えでとじひもで固定されているから
それをうまくどかしてコピーすることおよそ100枚。そしてそれを
持っていったら税務署の人が受け取って帰っていったのであとは再び
伝票の山を元に戻したらもう夕方。

終わってみれば、税務署も脱税を見逃すわけにはいかないからこうや
って走り回っているのと、税金も使う方はいい加減だけど受け取る方
の人はしっかりと見ているし世の中悪いことはできないものだと
思った一日でした。